ことばる。|中学生のための詩・短歌・俳句ガイド

「ことばる。」は、中学生が詩・短歌・俳句を、自分の言葉で読んだり書いたりするための学習サイトです。意味の暗記だけでなく、例を比べながら言葉の働きを確かめます。

4つの分野から探す

最初に読む4記事

  • 01「詩とは?」 — 詩は、出来事を説明するだけの文章ではありません。どの言葉を選ぶか、どこで切るか、何をあえて書かないかによって、同じ場面でも見え方や感じ方が変わります。そこが詩の面白いところです。
  • 12「表現技法一覧」 — 表現技法は、名前を覚えるためだけのものではありません。同じ出来事でも、言葉の選び方や並べ方が変わると、見える景色や胸に残る気持ちまで変わります。その変化を味わうための手がかりが、表現技法なんです。
  • 27「短歌と俳句」 — 短歌と俳句は、どちらも短い言葉で景色や気持ちを伝える詩です。いちばん分かりやすい違いは音数で、短歌は五・七・五・七・七の三十一音、俳句は五・七・五の十七音を基本にします。
  • 39「詩の読み方」 — 詩を読むとき、最初から「正解」を当てようとしなくて大丈夫です。まず、目の前にある言葉から景色を作ってみてください。そのあとで、繰り返しや変化に気づくと、気持ちの動きも少しずつ見えてきます。

学びたい内容から探す

詩の種類を整理したいなら「詩の基本・種類」、比喩や倒置法を見分けたいなら「表現技法」、音数や季語を学びたいなら「短歌・俳句」、作品の読み方や作り方を知りたいなら「読み方・書き方」から進んでください。

各分野の代表記事

  • 02「詩の種類」 — 詩は、一つの基準だけで種類を分けるわけではありません。「どんな言葉で書かれているか」「どんな形で書かれているか」「何が中心に書かれているか」という三つの見方があります。
  • 12「表現技法一覧」 — 表現技法は、名前を覚えるためだけのものではありません。同じ出来事でも、言葉の選び方や並べ方が変わると、見える景色や胸に残る気持ちまで変わります。その変化を味わうための手がかりが、表現技法なんです。
  • 27「短歌と俳句」 — 短歌と俳句は、どちらも短い言葉で景色や気持ちを伝える詩です。いちばん分かりやすい違いは音数で、短歌は五・七・五・七・七の三十一音、俳句は五・七・五の十七音を基本にします。
  • 39「詩の読み方」 — 詩を読むとき、最初から「正解」を当てようとしなくて大丈夫です。まず、目の前にある言葉から景色を作ってみてください。そのあとで、繰り返しや変化に気づくと、気持ちの動きも少しずつ見えてきます。
  • 44「詩の作り方」 — 詩の題材は、大きな事件や特別な感動でなくてかまいません。帰り道で見たもの、教室に残っていた物、言えなかった一言など、少し気になった、少しうれしかった、なぜか引っかかった。そんな小さな心の動きから始められます。

全46記事一覧

詩の基本・種類

  • 01「詩とは?」 — 詩は、出来事を説明するだけの文章ではありません。どの言葉を選ぶか、どこで切るか、何をあえて書かないかによって、同じ場面でも見え方や感じ方が変わります。そこが詩の面白いところです。
  • 02「詩の種類」 — 詩は、一つの基準だけで種類を分けるわけではありません。「どんな言葉で書かれているか」「どんな形で書かれているか」「何が中心に書かれているか」という三つの見方があります。
  • 03「口語詩と文語詩」 — 口語詩と文語詩の違いは、会話らしいか、文章らしいかではありません。現代語の言葉と文法をもとにしていれば口語詩、古典語の言葉と文法をもとにしていれば文語詩です。
  • 04「口語自由詩・文語定型詩」 — 「口語自由詩」や「文語定型詩」は、二つの分類を組み合わせた名前です。
  • 05「定型詩・自由詩・散文詩」 — 定型詩・自由詩・散文詩は、詩の「形」による分類です。大きな違いは、一定の型があるか、行を単位にしているか、普通の文章のように段落の中に続けて書かれているかにあります。
  • 06「叙情詩・叙事詩・叙景詩」 — 叙情詩・叙事詩・叙景詩は、詩に何が中心に書かれているかで分けます。
  • 07「韻文と散文」 — 韻文は、音数や音の繰り返しなど、言葉のリズムを意識して組み立てた文です。散文は、決まった音数や音の型にしばられず、文と段落を続けて書く普通の文章の形です。
  • 08「詩の行と連」 — 詩の「行」は、作者が改行するまでの一続きです。「連」は、いくつかの行をまとめたひとかたまりです。文章でいえば、連は段落に近いまとまりです。
  • 09「詩のリズム」 — 詩のリズムとは、声に出したときに感じる言葉の規則と変化です。五音・七音などの音数、同じ言葉や文型の反復、同じ形が続いたあとの変化などから生まれます。
  • 10「歴史的仮名遣い」 — 歴史的仮名遣いとは、昔から受け継がれてきた仮名の書き方です。「思う」を「思ふ」、「今日」を「けふ」と書くように、現代とは異なる仮名の使い方が見られます。
  • 11「詩の改行」 — 詩の改行は、言葉を見やすく並べるだけのものではありません。読む速さや間を変え、特定の言葉を目立たせ、意味のまとまりや次の言葉とのつながりを変えます。

表現技法

  • 12「表現技法一覧」 — 表現技法は、名前を覚えるためだけのものではありません。同じ出来事でも、言葉の選び方や並べ方が変わると、見える景色や胸に残る気持ちまで変わります。その変化を味わうための手がかりが、表現技法なんです。
  • 13「比喩とは?」 — 比喩は、あるものを別のものに重ねて表す言い方です。説明しにくい景色や気持ちが、たった一つのたとえで急に見えることがあります。そこが比喩のいちばん面白いところです。
  • 14「直喩とは?」 — 直喩は、「ようだ」「みたいだ」「まるで」「ごとし」などを使って、二つのものをはっきり比べる表現です。名前より、「何にたとえたことで、どんな感じが加わったか」を見ると面白く読めます。
  • 15「隠喩とは?」 — 隠喩は、「ようだ」「みたいだ」と言わず、あるものを別のものとして言い切る比喩です。たとえだと説明しないぶん、景色や気持ちが強く重なります。
  • 16「擬人法とは?」 — 擬人法は、人でないものを人のように表す言い方です。景色に気持ちや意志が生まれるので、自然が急にこちらへ話しかけてくるように感じられます。
  • 17「直喩・隠喩・擬人法」 — 直喩・隠喩・擬人法は、名前が似ていて迷いやすいですよね。でも本当に大事なのは、どの名前かより、その表現からどんな景色や気持ちが生まれたかです。違いを整理するときは、「比べる言葉があるか」「人らしさを与えているか」を見ます。
  • 18「反復法」 — 反復法は、同じ言葉や文を繰り返す表現です。ただ同じことを二度言うのではなく、繰り返すたびに時間や気持ちが積み重なっていきます。
  • 19「対句法」 — 対句法は、形の似た二つ以上の句や文を並べる表現です。二つを同じ形で置くと、共通点や違いがくっきり見えてきます。
  • 20「倒置法」 — 倒置法は、普通の語順を入れ替える表現です。最初に強い言葉が飛び込んできたり、最後まで読んで初めて意味が分かったりするので、驚きや緊張が生まれます。
  • 21「体言止め」 — 体言止めは、文末を名詞で止める表現です。動作や説明を書き切らず、最後の名詞をそのまま読者の前へ置くので、景色や気持ちがあとまで残ります。
  • 22「体言止めと倒置法」 — 体言止めは「文末を名詞で止める」技法、倒置法は「ふつうの語順を入れ替える」技法です。見る場所が違うため、どちらか一方だけが使われる文も、両方が使われる文もあります。
  • 23「省略法」 — 省略法は、あえて言葉を途中で止めたり、書かなくても分かる部分を省いたりする表現です。言い切らないからこそ、読者の中に続きが生まれます。
  • 24「擬音語と擬態語」 — 擬音語と擬態語は、音や動きを、耳に残る言葉へ変える表現です。実際の音を表すのが擬音語、音のない状態や気持ちを表すのが擬態語です。どちらもオノマトペと呼ばれます。
  • 25「反語とは?」 — 反語は、疑問の形を使いながら、強い肯定や否定を伝える言い方です。答えを聞きたいのではなく、「答えは分かっているよね」と相手へ迫る感じがあります。
  • 26「押韻とは?」 — 押韻は、詩や歌の対応する場所に、同じ音や似た音を置く表現です。「韻を踏む」ともいいます。音がそろうと、言葉同士が手を取り合うように聞こえ、リズムや一体感が生まれます。

短歌・俳句

  • 27「短歌と俳句」 — 短歌と俳句は、どちらも短い言葉で景色や気持ちを伝える詩です。いちばん分かりやすい違いは音数で、短歌は五・七・五・七・七の三十一音、俳句は五・七・五の十七音を基本にします。
  • 28「短歌とは?」 — 短歌は、五・七・五・七・七の五句、合計三十一音を基本とする詩です。短いけれど、場面が動いたり、気持ちが少しずつ変わったりする余地があります。初めの五・七・五を上句、あとの七・七を下句と呼びます。
  • 29「俳句とは?」 — 俳句は、五・七・五の十七音を基本とする短い詩です。言葉が少ないぶん、一つの季語や切れが、景色の広がりや気持ちの揺れを大きく変えます。
  • 30「音数の数え方」 — 短歌や俳句の音数は、文字数ではなく、声に出したときの拍で数えます。見た目より、耳で聞いた長さが大事です。指を折りながら一拍ずつ数えてみてください。
  • 31「字余り・字足らず」 — 字余りは、短歌や俳句の一つの句が基本の音数より多い形です。字足らずは、少ない形です。名前は「字」でも、数えるのは音です。音が増えたり減ったりすると、読む呼吸も変わります。
  • 32「句切れとは?」 — 句切れは、短歌の途中で、意味や気持ちの流れが大きく切り替わる場所です。第一句のあとで切れれば初句切れ、第二句のあとなら二句切れ、第三句のあとなら三句切れ、第四句のあとなら四句切れと呼びます。
  • 33「季語とは?」 — 季語は、季節の名前を知らせるだけの言葉ではありません。一語入るだけで、その季節の温度や音、匂い、行事まで連れてきます。
  • 34「切れ字とは?」 — 切れ字は、俳句や連歌の流れをいったん止め、前の言葉を強く残す言葉です。短い句の中に、驚きや感動、余韻を作ります。現在の俳句で代表的なものとして、「や」「かな」「けり」があります。
  • 35「自由律俳句」 — 自由律俳句は、五・七・五にしばられず、言葉の響きや間を生かして作る俳句です。型が自由だからこそ、どこで息を止め、どの言葉を残すかが、そのまま気持ちの形になります。
  • 36「枕詞とは?」 — 枕詞は、主に古典の和歌で、特定の言葉の前に置かれる決まった言い回しです。覚える言葉に見えますが、歌の響きを整えたり、色や景色を一瞬で加えたりする働きがあります。
  • 37「序詞とは?」 — 序詞は、主に古典の和歌で、あとに続く言葉を導くための少し長い表現です。先に景色や物を見せておき、そのイメージを心の動きへ重ねます。
  • 38「掛詞とは?」 — 掛詞は、一つの音に二つの意味を重ねる古典和歌の表現です。少ない音数の中で、景色と気持ちを同時に動かせるところが面白いんです。

読み方・書き方

  • 39「詩の読み方」 — 詩を読むとき、最初から「正解」を当てようとしなくて大丈夫です。まず、目の前にある言葉から景色を作ってみてください。そのあとで、繰り返しや変化に気づくと、気持ちの動きも少しずつ見えてきます。
  • 40「詩の主題」 — 詩の主題は、その作品を読み終えたあとにいちばん強く残る考えや問いです。「友情」「別れ」のような一語だけでなく、その題材を通して何を表しているかまで一文にします。
  • 41「情景と心情」 — 情景は、目に見えるものだけではありません。音や匂い、温度、動きまで含めた場面の空気です。心情は、その空気の中で人物や語り手が感じていることです。
  • 42「表現技法の効果」 — 表現技法は、名前を当てて終わりではありません。反復法なら「強調」、体言止めなら「余韻」と覚えるだけでは、その詩の面白さがこぼれてしまいます。その言葉があることで、何が見え、どんな気持ちが残ったかを味わうのがいちばん大事です。
  • 43「詩の鑑賞文・感想文」 — 詩の鑑賞文は、心に引っかかった言葉から始めてみてください。その言葉から見えた景色や、胸に残った気持ちを書いていきます。感想文では、そこから自分が感じたことや思い出したことまで広げられます。
  • 44「詩の作り方」 — 詩の題材は、大きな事件や特別な感動でなくてかまいません。帰り道で見たもの、教室に残っていた物、言えなかった一言など、少し気になった、少しうれしかった、なぜか引っかかった。そんな小さな心の動きから始められます。
  • 45「短歌の作り方」 — 短歌を作るときは、一つの場面と、そのときに動いた気持ちを一つ選びます。出来事を全部説明しようとせず、五・七・五・七・七の三十一音に、いちばん残したい瞬間を入れます。
  • 46「俳句の作り方」 — 俳句を作るときは、実際に見た一場面と、その場面に合う季語を組み合わせます。まずは「ちょっと気になった瞬間」を一つ残してみてください。季語から場面を探しても、先に出来事を見つけてから季語を調べてもかまいません。