短歌と俳句の違いから、音数、季語、切れ、枕詞・序詞・掛詞まで順に学びます。
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- 27「短歌と俳句」 — 短歌と俳句は、どちらも短い言葉で景色や気持ちを伝える詩です。いちばん分かりやすい違いは音数で、短歌は五・七・五・七・七の三十一音、俳句は五・七・五の十七音を基本にします。
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- 27「短歌と俳句」 — 短歌と俳句は、どちらも短い言葉で景色や気持ちを伝える詩です。いちばん分かりやすい違いは音数で、短歌は五・七・五・七・七の三十一音、俳句は五・七・五の十七音を基本にします。
- 28「短歌とは?」 — 短歌は、五・七・五・七・七の五句、合計三十一音を基本とする詩です。短いけれど、場面が動いたり、気持ちが少しずつ変わったりする余地があります。初めの五・七・五を上句、あとの七・七を下句と呼びます。
- 29「俳句とは?」 — 俳句は、五・七・五の十七音を基本とする短い詩です。言葉が少ないぶん、一つの季語や切れが、景色の広がりや気持ちの揺れを大きく変えます。
- 30「音数の数え方」 — 短歌や俳句の音数は、文字数ではなく、声に出したときの拍で数えます。見た目より、耳で聞いた長さが大事です。指を折りながら一拍ずつ数えてみてください。
- 31「字余り・字足らず」 — 字余りは、短歌や俳句の一つの句が基本の音数より多い形です。字足らずは、少ない形です。名前は「字」でも、数えるのは音です。音が増えたり減ったりすると、読む呼吸も変わります。
- 32「句切れとは?」 — 句切れは、短歌の途中で、意味や気持ちの流れが大きく切り替わる場所です。第一句のあとで切れれば初句切れ、第二句のあとなら二句切れ、第三句のあとなら三句切れ、第四句のあとなら四句切れと呼びます。
- 33「季語とは?」 — 季語は、季節の名前を知らせるだけの言葉ではありません。一語入るだけで、その季節の温度や音、匂い、行事まで連れてきます。
- 34「切れ字とは?」 — 切れ字は、俳句や連歌の流れをいったん止め、前の言葉を強く残す言葉です。短い句の中に、驚きや感動、余韻を作ります。現在の俳句で代表的なものとして、「や」「かな」「けり」があります。
- 35「自由律俳句」 — 自由律俳句は、五・七・五にしばられず、言葉の響きや間を生かして作る俳句です。型が自由だからこそ、どこで息を止め、どの言葉を残すかが、そのまま気持ちの形になります。
- 36「枕詞とは?」 — 枕詞は、主に古典の和歌で、特定の言葉の前に置かれる決まった言い回しです。覚える言葉に見えますが、歌の響きを整えたり、色や景色を一瞬で加えたりする働きがあります。
- 37「序詞とは?」 — 序詞は、主に古典の和歌で、あとに続く言葉を導くための少し長い表現です。先に景色や物を見せておき、そのイメージを心の動きへ重ねます。
- 38「掛詞とは?」 — 掛詞は、一つの音に二つの意味を重ねる古典和歌の表現です。少ない音数の中で、景色と気持ちを同時に動かせるところが面白いんです。