比喩、反復、対句、倒置、体言止めなどを、見分け方と作品の中での効果に分けて学びます。
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- 12「表現技法一覧」 — 表現技法は、名前を覚えるためだけのものではありません。同じ出来事でも、言葉の選び方や並べ方が変わると、見える景色や胸に残る気持ちまで変わります。その変化を味わうための手がかりが、表現技法なんです。
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- 12「表現技法一覧」 — 表現技法は、名前を覚えるためだけのものではありません。同じ出来事でも、言葉の選び方や並べ方が変わると、見える景色や胸に残る気持ちまで変わります。その変化を味わうための手がかりが、表現技法なんです。
- 13「比喩とは?」 — 比喩は、あるものを別のものに重ねて表す言い方です。説明しにくい景色や気持ちが、たった一つのたとえで急に見えることがあります。そこが比喩のいちばん面白いところです。
- 14「直喩とは?」 — 直喩は、「ようだ」「みたいだ」「まるで」「ごとし」などを使って、二つのものをはっきり比べる表現です。名前より、「何にたとえたことで、どんな感じが加わったか」を見ると面白く読めます。
- 15「隠喩とは?」 — 隠喩は、「ようだ」「みたいだ」と言わず、あるものを別のものとして言い切る比喩です。たとえだと説明しないぶん、景色や気持ちが強く重なります。
- 16「擬人法とは?」 — 擬人法は、人でないものを人のように表す言い方です。景色に気持ちや意志が生まれるので、自然が急にこちらへ話しかけてくるように感じられます。
- 17「直喩・隠喩・擬人法」 — 直喩・隠喩・擬人法は、名前が似ていて迷いやすいですよね。でも本当に大事なのは、どの名前かより、その表現からどんな景色や気持ちが生まれたかです。違いを整理するときは、「比べる言葉があるか」「人らしさを与えているか」を見ます。
- 18「反復法」 — 反復法は、同じ言葉や文を繰り返す表現です。ただ同じことを二度言うのではなく、繰り返すたびに時間や気持ちが積み重なっていきます。
- 19「対句法」 — 対句法は、形の似た二つ以上の句や文を並べる表現です。二つを同じ形で置くと、共通点や違いがくっきり見えてきます。
- 20「倒置法」 — 倒置法は、普通の語順を入れ替える表現です。最初に強い言葉が飛び込んできたり、最後まで読んで初めて意味が分かったりするので、驚きや緊張が生まれます。
- 21「体言止め」 — 体言止めは、文末を名詞で止める表現です。動作や説明を書き切らず、最後の名詞をそのまま読者の前へ置くので、景色や気持ちがあとまで残ります。
- 22「体言止めと倒置法」 — 体言止めは「文末を名詞で止める」技法、倒置法は「ふつうの語順を入れ替える」技法です。見る場所が違うため、どちらか一方だけが使われる文も、両方が使われる文もあります。
- 23「省略法」 — 省略法は、あえて言葉を途中で止めたり、書かなくても分かる部分を省いたりする表現です。言い切らないからこそ、読者の中に続きが生まれます。
- 24「擬音語と擬態語」 — 擬音語と擬態語は、音や動きを、耳に残る言葉へ変える表現です。実際の音を表すのが擬音語、音のない状態や気持ちを表すのが擬態語です。どちらもオノマトペと呼ばれます。
- 25「反語とは?」 — 反語は、疑問の形を使いながら、強い肯定や否定を伝える言い方です。答えを聞きたいのではなく、「答えは分かっているよね」と相手へ迫る感じがあります。
- 26「押韻とは?」 — 押韻は、詩や歌の対応する場所に、同じ音や似た音を置く表現です。「韻を踏む」ともいいます。音がそろうと、言葉同士が手を取り合うように聞こえ、リズムや一体感が生まれます。