水槽の水の濁りを消してみませんか? 水槽の水の濁りには原因があります。白濁り、茶色、緑色と3つが主ですね。結局、濁りの対策は水換えが最強って話です。 じゃあ濁りをどうやって消すの?ーー そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。 さあ、見ていきましょう!
Point
- 白濁りの原因と対策:ゴミ・バクテリア→エアレーション・水換え
- 茶色の濁りの原因と対策:流木・ソイル→アク抜き・水換え
- 緑色の濁りの原因と対策:植物プランクトン→水換え
白濁りの原因と対策:ゴミ・バクテリア→エアレーション・水換え
GEXによると、濁りの原因はハッキリと分からないようです。
同じ条件で水槽を立ち上げても、濁る水槽と、濁らない水槽が出てくるとか。とはいえ、濁りは消したいですね。
まずは白濁の原因と対策を見ていきましょう。
ゴミが浮いている
水中にゴミがういていると、水は白く濁ります。
どうしても水槽にゴミは入り込みますね。たとえば次のとおり。
- 水草についたゴミ
- エサの食べ残し
- 砂利の洗浄不足
ゴミを掃除すれば白濁は解決するかもしれません。まずは掃除をしてみましょう。
水槽の掃除は、別記事で解説しています。
水槽の掃除だけで、白濁りが解決するケースもありますよ。
バクテリアが死滅している
バクテリアが死滅すると、水は白濁りします。
バクテリアの死骸は白く見えるんですよ。バクテリアが死ぬ原因は、次のとおり。
- 水中の酸素が少なくて呼吸ができない。
- カルキ抜きしてない水が入れられる。
- 水温が低すぎる
まずはエアレーションがオススメですね。バクテリアの酸欠を防いであげます。
またバクテリアを定着する必要があります。水槽立ち上げでバクテリアを増やす方法は、別記事で解説しています。
バクテリアを早く定着させる方法【水槽】
水が白く濁ったら、バクテリアが死滅しそうな事が起きていないかチェックしましょう。
茶色の濁りの原因と対策:流木・ソイル→アク抜き・水換え
次に茶色に濁った時の原因と対策を見ていきましょう。
流木のアクが出ている
流木のアクが水に出ると、茶色に濁ります。
下処理されていない流木はアクを出します。流木は水槽に入れる前にアク抜きが必要ですね。
水を張ったバケツに、流木を1〜2週間ほど入れましょう。これでアクが抜けます。
流木のアク抜きについては別記事で解説します。
流木のアク抜きのやり方【お風呂】
ちなみに流木のアクは、生体に影響を及ぼしません。いつか濁りは消えるので、放置でも大丈夫です。
ソイルの色が出ている
ソイルの色が水に出ている可能性もあります。
水槽立ち上げのタイミングで茶色になる場合、ソイルが原因かもしれません。次のとおり。
- ソイルの粉塵が水中を漂う
- 栄養系ソイル(アマゾニア)から栄養が水に溶け出す
- ソイルから腐植酸という黒色の有機物が溶け出す
とくにADAのアマゾニアなど、栄養系ソイルを使うと茶色〜黄色に濁りますね。
こちらも問題なしです。水換えをしていたら自然と色は消えていきます。
緑色の濁りの原因と対策:植物プランクトン→水換え
最後に緑色に濁る時の原因と対策です。
植物プランクトンが発生している
植物プランクトンが大量発生すると、水が緑色に濁ります。
グリーンウォーターってやつです。主な原因は次のとおり。
- 水が富栄養になっている
- 太陽光が当たっている
- 照明時間が長すぎる
このような感じです。要するにコケですね。コケ対策をすればOKです。
コケ対策については別記事で解説しています。
水槽のコケを対策する7つのやり方
結局、緑色に濁ったら水換えが効果的ですね。
まとめ
水槽の水の濁りをなくせそうでしょうか?
濁りが出るようになったらアクアリウムやってる証拠ですよ。