【ソイルとは?】60cm水槽の厚み5cm分の量は9リットル

ソイルを水槽に敷いてみませんか?

アクアリウムにソイルを使うと色んな事ができますよ。たとえばソイルを使うと有茎草を植えることができます。レイアウトの幅がぐっと広がりますね。

じゃあソイルはどう敷くの?ーー

そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。

さあ、見ていきましょう!

MEMO
この記事は私の水槽の写真を掲載しています。

アクアリウムのおすすめソイルとは?【水槽サイズと厚みから量を計算する】

まずソイルについて解説します。

ソイルとは?

ソイルとは、土を高温で焼き固めた粒状のものです。

このような見た目ですね。ソイルの特徴は次のとおり。

  • 栄養豊富
  • 水質を弱酸性にする
  • 有茎草を植えられる

ソイルを使うと育てられる水草の種類が一気に増えます。そこがソイルの良さですね。

もし水草水槽を作るなら、ソイルは使った方が楽しいでしょうね。

ソイルの種類

ソイルには種類があります。

大きく分けると2種類です。次のとおり。

  • 栄養系ソイル
  • 吸着系ソイル

栄養をたっぷり含むソイルと、有害物質を吸着するソイルの2つです。

それぞれのメリット・デメリットを見ていきましょう。まずは栄養系ソイル。

栄養系ソイルのメリット

  • 追肥少なめで水草が育つ
  • バクテリアが増えやすい
  • 立ち上げ後の水質が安定する

栄養系ソイルのデメリット

  • 立ち上げ時は水換え必須
  • 半年から1年で交換必要

栄養系ソイルは立ち上げ時は面倒ですが、その後は最高、って感じです。

続いて吸着系ソイル。

吸着系ソイルのメリット

  • 水中の有害物質を吸収する
  • 水槽の立ち上げが早く終る

吸着系ソイルのデメリット

  • ブレイクする(と言われている)
  • 豊富な栄養は含んでいない

ブレイクは、利用中のソイルが吸着した有害物質を水中へ吐きはじめることです。

一定期間つかった吸着系ソイルはブレイクする、と言われています。ただブレイクしないという事例もあるので、真相は不明ですね。

2種類のソイルから好きな方を選びましょう。

ソイルの粒の大きさ

ソイルの粒の大きさも、いくつかあります。

ソイルの粒の大きさは3種類ほどあります。JUNのプラチナソイルでは、次のとおり。

  • ノーマル:約3〜4mm
  • パウダー:約2〜3mm
  • スーパーパウダー:約1〜2mm

何種類かのサイズがある理由の一つは「水草を植えやすくするため」です。

具体的には、次のような手順で水草を植えます。ちなみに、ソイルは投入前の水洗い不要ですよ!

STEP.1
ノーマルタイプを5cmほどの厚みで水槽に敷く ←手前から奥にかけて傾斜をかけると綺麗にレイアウトが作れます
STEP.2
その上からパウダータイプを1cmほどの厚みで敷く
STEP.3
水草を植栽する

こうすることで、植栽した水草が抜けにくくなります。また見た目も良くなりますよね。

ソイルはサイズ違いで2種類持っていると便利です。ただノーマルのみでも全く問題はないですよ。

必要なソイルの量は?

必要なソイルの量はどれくらいか見ていきましょう。

基本は5cmの厚み

基本は5cmの厚みでソイルを敷くと良いですね。

ソイルにはちょうどいい厚みというのがあります。というのも、次のとおりです。

  • ソイルが厚すぎる →水が滞留して水質悪化する
  • ソイルが薄すぎる →水草を植えられない

そらそうやろと言う話ですね。

では、水槽サイズ毎に5cmの厚さで敷いた場合の、ソイルの量を計算してみました。

  • 60cm水槽 →約9リットル
  • 90cm水槽 →約20リットル
  • 30cm水槽 →約3リットル
  • 45cm水槽 →約5リットル

すべて規格水槽のサイズでのソイルの量です。目安にしてくださいね。

おすすめのソイル3選

最後にオススメのソイルを紹介しましょう。

JUN プラチナソイル

JUN プラチナソイルです。

吸着系ソイルですね。コスパ最高って感じで安い商品です。

コントロソイル

コントロソイルです。

吸着系ソイルですね。チャームで一番レビューが多いソイルです。

GEX 水草一番サンド

GEX 水草一番サンドです。

栄養系ソイルの人気商品ですね。

まとめ

ソイルを投入していみようかなーと思いましたか?

ソイルで水草を育てられるようになったらレイアウトも楽しいですよ。

またソイルと砂の敷き分けの記事もご用意しています。ぜひチェックしてください。

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