水槽立ち上げでバクテリアを早く定着させたくないですか? 水槽立ち上げでバクテリアは大事です。バクテリアはアンモニアを分解してくれるからです。バクテリアを増やす方法・期間は、おおよそ決まっています。 じゃあ水槽立ち上げでバクテリアはどう定着させるの?ーー そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。 さあ、見ていきましょう!
Point
- バクテリアの役割:アンモニア分解
- バクテリアを早く増やす方法:水温25℃前後・エアレーション・バクテリア剤
- バクテリアの確認方法:水質検査アイテム・臭い
バクテリアの役割:アンモニア分解
まずはバクテリアの役割を解説します。
水を綺麗にしてくれる
「バクテリアはアンモニアを分解する」が基本の役割ですね。
では具体的に何を分解するのかというと、次のとおり。
- 生体のフン
- エサの食べ残し
- 水草の切れ端
このような感じです。まぁ、いわゆるゴミですね。
ゴミから出るアンモニアをバクテリアは分解してくれるわけです。
生体が健康になる
生体にはアンモニアは毒です。
アンモニアが増えすぎると、生体はぽつぽつ死んでいきます。
バクテリアはアンモニアを、亜硝酸塩⇒硝酸塩に分解します。
硝酸塩は毒性が弱く、生体にとって安全です。(ただしコケ発生の原因に。。)
バクテリアがアンモニアを分解することで、生体が健康に育つ水槽になるわけです。
バクテリアを早く増やす方法:水温25℃前後・エアレーション・バクテリア剤
では、バクテリアを増やすにはどうしたらいいか?
バクテリアが定着する期間の目安は、立ち上げから2週間です。この2週間で行うことを解説します。
水温は25℃前後にする
水温は25℃前後にしましょう
バクテリアも生物です。寒いと増えません。25℃前後に水温を維持しましょう。
冬に立ち上げする場合は、ヒーターが必要ですね。
エアレーションをかける
エアレーションで酸素を供給しましょう。
繰り返しになりますが、バクテリアも生物です。呼吸します。酸欠になると死滅しちゃいますね。
ですのでエアレーションなどで、水槽の水に酸素を供給しましょう。
もしco2添加しているなら夜間エアレーションがオススメです。
水槽の夜間エアレーションのやり方【コケ防止・酸欠防止】
バクテリア剤を使う
バクテリア剤を使って増やすこともできます。600〜1500円程度です。
話が戻りますが、エアレーションには大気中のバクテリアを水槽に取り込むという役目もあります。
ただ、エアレーションだけでは心もとないので、バクテリア剤を使おうという話です。
バクテリア剤は「おまじない」くらいの感覚かなと、私は思っています。
非公開: バクテリア剤
バクテリアの確認方法:水質検査アイテム・臭い
最後にバクテリアが増えたのかを確認する方法です。
水質検査アイテムを使う
水質検査で確認できます。
アンモニアと亜硝酸塩の少なさをチェックすればいいです。この2つが少なければ、バクテリアは多いです
亜硝酸塩のチェックは簡単です。試験紙を水につけるだけ。
水質検査アイテムを使えば、バクテリアが増えたかを確実に確認できますね。
臭いを嗅ぐ
バクテリアは臭いで確認できます。
バクテリアは独特の臭いがします。オーガニック石鹸の香りです。
バクテリアが定着する場所の臭いを嗅いでみてください。場所は次のとおり。
- 外部フィルター
- 排水パイプのプレフィルター
- 敷き分けに使ったウール
確実な確認方法ではないですが、目安ぐらいで試してみてはいかがでしょうか?
まとめ
水槽立ち上げでバクテリアを定着できそうですか?
バクテリアが定着したら、生体を投入できますよ。
また生体の水合わせの記事もご用意しています。ぜひチェックしてください。
点滴法による水合わせのやり方【水槽】
ご閲覧ありがとうございました!