コケ取り生体を飼ってみませんか? 水槽のコケ除去は大変です。そこでコケ取り生体の出番です。初心者におすすめの生体を紹介します。 じゃあ、どのコケ取り生体を飼えばいいの?ーー そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。 さあ、見ていきましょう!
Point
- ガラス面のコケ対策:サザエ石巻貝・アマフネ貝・オトシンクルス
- 水中のコケ対策:ミナミヌマエビ・チェリーシュリンプ・ヤマトヌマエビ・サイアミーズフライングフォックス
ガラス面のコケ対策:貝
ガラス面のコケは2種類。茶ゴケ・スポットゴケですね。これらは貝が食べてくれます。
サザエ石巻貝
サザエ石巻貝です。コケ取り生体の貝代表ですね。
貝殻がサザエのようにトゲがあるので、ひっくり返っても自力で立ち上がります。
60cm水槽であれば、10匹くらいがちょうどいい数ですね。
ただ産卵します。水槽にぽつぽつと卵を産みますね。少し気持ち悪いですが、スクレイパーで取り除けます。
サザエ石巻貝は、別記事でも解説しています。
サザエ石巻貝の飼育方法
水質の変化にも結構強いイメージがありますね。
フネアマ貝
フネアマ貝はコケ取り能力が最強です。
サザエ石巻貝よりも大きいです。ガラス面を縦横無尽に移動する姿は、まるで戦車です。
一方、コケ取り能力が高すぎて、一杯いれると餓死します。
60cm水槽なら4匹で十分すぎると思います。
水質の変化には弱いイメージです。私が飼っていた個体はリセットで元気がなくなりました。
オトシンクルス
オトシンクルス、サカナですね。
ガラス面の茶ゴケを主に食べてくれます。
60cm水槽なら3〜5匹ぐらいが目安ですね。
エビと違って、コケがなくなっても水草を食べないのが特徴です。
水中のコケ対策:エビ・サカナ
つづいて、水中のコケ対策です。糸状コケ・ヒゲ状コケですね。エビ・サカナが最適です。
ミナミヌマエビ・チェリーシュリンプ
ミナミヌマエビ・チェリーシュリンプです。
コケ取り能力は弱めです。面白い特徴は「繁殖する」という点ですね。
水質を良くして、オス・メスを入れると、どんどん増えていきます。
60cm水槽では20匹くらいですかね。個体が増えても餓死することはないでしょう。
様々な色のチェリーシュリンプがいます。カラフルな水槽に出来ますよ。
レッドチェリーシュリンプについては、別記事で解説します。
レッドチェリーシュリンプの飼育と繁殖の方法
ヤマトヌマエビ
コケ取り生体のド定番、ヤマトヌマエビです。
コケ取り能力が素晴らしいですね。がつがつ食べてくれます。
60cm水槽なら10匹で十分です。
水質の変化にも強く、飼いやすいですね。
ヤマトヌマエビは別記事でも解説します。
60cm水槽のコケ対策に必要なヤマトヌマエビの数は?→結論:10匹
サイアミーズフライングフォックス
サイアミーズフライングフォックス、サカナですね。
特徴は「黒髭ゴケを食べてくれる」ですね。ヤマトヌマエビには出来ない芸当です。
60cm水槽なら1匹でも十分な力を持ってます。
まとめ
コケ取り生体を飼いたくなってきましたか?
コケ対策としてもペットとしてもコケ取り生体はオススメですよ。
ただ、藍藻・アオコは掃除するしかありません。
コケ掃除の記事もご用意しています。ぜひチェックしてください。