水草水槽のレイアウトには基本があります。 こちらのページでは「水草水槽のレイアウトの基本」を紹介。 初心者向けに【前景・中景・後景】や【三角・凹型・凸型】など基本の構図を掲載しています。 それでは、見ていきましょう。
水草水槽のレイアウトの基本
水草水槽のレイアウトには基本があります。
レイアウトは2つの構図で出来ている
水草水槽のレイアウトは2つの構図で出来ています。
- 横から見たときの構図
- 前から見たときの構図
「横から」と「前から」を意識するだけで、キレイなレイアウトが作れます。 また、横から見たときの構図は、さらに細かく3つに分けられます。それが【前景・中景・後景】です。 一方、前から見たときの構図は、3つの王道パターンがあります。それが【三角・凹型・凸型】です。 それぞれ写真で見ていきましょう。
手前から奥に向かって背が高くなる水草を植える
まずは横から見たときの構図です。これは3つに分けられます。【前景・中景・後景】です。 水槽の手前から奥に向かって【前景・中景・後景】と呼びます。
前景
赤色で括っている場所が【前景】です。
中景
赤色で括っている場所が【中景】です。
後景
赤色で括っている場所が【後景】です。
このように前から見た時、全ての水草が見えるようにするのがポイントです。 つまり「前景から後景にかけて、背が高くなる水草を植える」が基本です。
前から見たときに三角・凹型・凸型にレイアウトする
つぎに前から見たときの構図です。これは3つの王道パターンがあります。【三角・凹型・凸型】です。 水景を前から見たときの形で【三角・凹型・凸型】と呼びます。
三角構図
三角構図は「左右を高くした三角形を作る」という構図です。
凹型構図
凹型構図は「左右を高く、中央を低くして、凹型を作る」という構図です。
凸型構図
凸型構図は「中央を高く、左右は低くして、凸型を作る」という構図です。
このように前から見たときの形を、3パターンで作るのがポイントです。 以上、「横から」と「前から」の2つの構図を意識しましょう。
流木レイアウトと石組みレイアウトの基本
この項では流木と石を使ったレイアウトの基本を紹介します。
流木・石組みに共通する2つのコツ
流木も石組みにも共通するコツがあります。以下の2点です。
- 種類をそろえる
- 大きさが違う物をいくつか使う
種類を意識することで、統一感があるレイアウトになります。 また大きさが違う物をいくつか使うと、遠近感のある水景を作れます。
流木レイアウトのコツ
流木レイアウトのコツは、前景と後景を区切るように流木を置くことです。 つまり中景のあたりに流木を置きます。 また、流木を使う際の注意点は【アク・浮く・カビ】です。 詳しくはこちらのページに掲載しています。 流木レイアウトのコツ【浮く・アク・カビ】
石組みレイアウトのコツ
石組みレイアウトのコツは、【親石・副石・添石】を置くことです。
一番見せたい親石はしっかり協調し、その他の石で引き立たせるのがコツです。
詳しくはこちらのページに掲載しています。
石組みレイアウトのコツ【親石・副石・添石】
さいごに
水草水槽のレイアウトのコツを解説しました。水草水槽のレイアウトは単純です。
が、自分でやってみると上手くいかないこともあります。実際に自分でレイアウトしてみましょう。