ソイルと砂を敷き分ける方法【鉢底ネットで流出防止・段差作り】

ソイルを敷いた水槽

ソイルと砂を敷き分けてみませんか?

アクアリウムのレイアウトで底床の敷き分けは魅力的です。敷き分けレイアウトなら水景に奥行を出せます。また水草の種類も増やせます。

じゃあソイルと砂の敷き分けはどうやるの?ーー

そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。

さあ、見ていきましょう!

MEMO
この記事は私の水槽の写真を掲載しています。

Point

  1. ソイルと砂の敷き分けとは?:メリット・デメリット
  2. ソイルと砂を敷き分ける手順:①ウールマット法・②鉢底ネット法
  3. ソイルの流出防止のコツ:あとから砂を入れる

ソイルと砂の敷き分けとは?

まずはソイルと砂の敷き分けを説明します。

ソイルと砂の敷き分けとは?

ソイルと砂の敷き分けとは、「ソイルを敷く部分」と「砂を敷く部分」を分けることです。

このような感じですね。水槽の手前には砂、水槽の奥にはソイル、というレイアウトです。

ソイルと砂を敷き分けると、アクアリウムに小慣れている感が出ますよね。

ソイルと砂の良さを両方取り込んでやろうという、わがままレイアウトです。

メリット・デメリット

ソイルと砂の敷き分けは、メリット・デメリットがあります。

どちらの底床の面白みを享受できるわけですが、それだけではないんですね。まずはメリットから。

メリット

  • ソイルと砂の両方を楽しめる
  • ソイルが少なく済む
  • 手前を化粧砂にすると奥行き感が出る
  • 色んな水景を作ることが出来る

メリットは「アクアリウムを楽しむ」という観点が多いですね。

デメリット

  • 水中の栄養が足りなくなる
  • ソイルが流出してレイアウトが崩れる
  • 立ち上げ時の作業が面倒
  • リセット時の作業も面倒

デメリットはアクアリウムの現実的な問題が多いです。

それでもソイルと砂の敷き分けは魅力的ですね。面倒な作業も面白みの内です。

ソイルと砂を敷き分ける手順

ソイルと砂を敷き分ける手順を解説します。手順は2種類です。

  • 定番…ウールマットを使った方法
  • 独自…鉢底ネットを使った方法

独自とは「私はこうやってる」っていう方法ですね。一般的なやり方ではないです。

①ウールマット法

ウールマットと石を使って、砂とソイルを敷き分ける方法です。

一般的なやり方だと思います。アクアショップで教えていただきました。

必要な道具は次のとおり。

  • ソイル
  • ウールマット
  • はさみ

これだけです。ウールマットを手でちぎれば、はさみも不要です。

続いて、手順を解説します。

ソイルを敷く部分を囲うように石をセットする
石の内側(ソイルを敷く側)にウールマットを詰める
石の隙間が埋まるようにウールマットを詰める
ソイルを石の内側に敷く
石の外側に砂を敷く

このような感じですね。簡単に敷き分けられちゃいます。

必要な道具はウールマットだけ。かなり手軽に敷き分けられますよね。

②鉢底ネット法

鉢底ネットを使って、砂とソイルを敷き分ける方法です。

あまり見かけないやり方だと思います。私が自分で考えました。

必要な道具は次のとおり。

  • ソイル
  • 鉢底ネット
  • 結束バンド(小)
  • ウールマット
  • はさみ

これだけです。基本は100円ショップで揃います。またウールマットも使う方が良いです。

続いて、手順を解説します。

鉢底ネットと結束バンドで敷き分ける部分の形をつくる
鉢底ネットにウールマットを縫い付けると流出防止に効果的
鉢底ネットで作ったアイテムを、石などで水槽に固定する
ソイルを鉢底ネットの内側に敷く
ソイルを敷いた水槽
鉢底ネットの外側に砂を敷く

このような感じですね。ちょいと手間が増えますね。ただソイルの流出防止にはめっちゃ強いです。

必要な道具も低価格です。試してみてはいかがでしょうか?

ソイルの流出防止のコツ

最後にソイルの流出防止のコツです。

あとから砂を入れる

まずソイルだけ投入して、少し期間が経ってから砂を入れましょう。

もちろん完璧に敷き分けられていれば、ソイルは流出しないです。ただ意外な場所からソイルは流出します。

流出する場所が分かれば、石やウールマットで修正します。これでソイル流出は防止できます。

最初から砂を入れてしまうと、ソイルが流出した時の掃除が面倒ですからね。

まとめ

ソイルと砂の敷き分けを実践できそうでしょうか?

敷き分けられるようになったら脱初心者ですよ。

またソイルや砂の記事もご用意しています。ぜひチェックしてください。

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