底砂の基本【ソイル・砂】

ソイルと砂

こちらのページでは「底砂の基本」を紹介。
初心者向けに【ソイルと砂のどちらを選ぶか?】と【底砂の敷き方】を掲載しています。
それでは、見ていきましょう。

底砂の基本

「底砂の基本」を解説しましょう。

底砂とは?

底砂とは「水槽の底に敷く砂」のことです。
底砂には種類があります。

  • ソイル
  • 砂利
  • 化粧砂
  • サンド

砂とサンドと化粧砂には明確な差はありません。メーカーの商品名の違いです。

底砂の選び方

どの底砂を使うかは次の観点で選びましょう。

  1. 有茎草を育てるならソイルを使う
  2. 色んな水草を育てるならソイルを使う

茎のある水草を有茎草といいます。たとえばグリーンロタラなどです。
有茎草はソイルに根を張って育ちます。よって有茎草を育てるならソイルを使いましょう。
また育てたい水草は決まってないけど、色んな水草を育てたいという方もソイルで良いかと思います。

ソイルと砂の敷き分け

ソイルと砂をどちらも敷くことも出来ます。
砂はカラーバリエーションが豊富です。

砂を敷くと水槽が明るくなります。照明の光を反射するからです。
前景に砂を敷き、後景にソイルを敷く。まさにいいとこ取りです。
ソイルと砂の敷き分けはコツがあります。以下のページでご紹介しています。
ソイルを敷いた水槽ソイルと砂を敷き分ける方法【鉢底ネットで流出防止・段差作り】

底砂の敷き方

この項では「底砂の敷き方」を解説していきます。ポイントは以下の3点です。

  1. 厚み
  2. 傾斜
  3. 洗い

ソイルの敷き方

ソイルの敷き方を紹介します。
厚みは5cm。大粒のソイルを敷いた後に、上から小粒のソイルを敷きましょう。こうする事で水草を植えやすくなります。
手前から奥に向かって傾斜をつけましょう。後景の水草が見えやすくなり、水景を作りやすくなります。
ソイルは洗わずに使います。ソイルを入れると水が濁りますが、水換えをしていれば、透明になります。
詳しくはこちらのページで紹介します。
【ソイルとは?】60cm水槽の厚み5cm分の量は9リットル

砂の敷き方

砂の敷き方を紹介します。
厚みは1cm。砂利の場合は2〜3cmが目安です。厚くしすぎると底砂の中で水が滞留し、水質が悪化する原因となります。
手前から奥に向かって傾斜をつける必要はありません。砂は傾斜をつけても、自然と平らになってしまうからです。
よく洗ってから敷きましょう。買ったばかりの砂は汚れがついているので、そのまま入れると水が濁ってしまいます。
詳しくはこちらのページで紹介します。
砂と砂利【砂とは?】水槽への敷き方・掃除を解説します

さいごに

流木のアク抜きのやり方を解説しました。流木は水槽に入れる前に下準備が必要です。
実際に自分で流木をアク抜きしてみましょう。水槽を立ち上げる前の準備を怠らないことが水草水槽づくりのポイントです。