水槽のエアレーションを分かりやすく解説【水はね・静かに】

エアレーションの写真

エアレーションは水槽に空気を送り込む作業です。「生体やバクテリアの酸欠防止」や「コケ防止の対策」の効果があります。

ですので、アクアリウムを立ち上げるなら、エアレーションは出来るようになっておくと良いです。本記事では、エアレーションのやり方を分かりやすく紹介したいと思います。

水槽のエアレーションのやり方

エアレーションに必要な道具は5つあります。

エアレーションに必要な道具

  • エアーポンプ
  • エアストーン
  • エアチューブ
  • 逆流防止弁
  • キスゴム
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エアレーションに必要な予算

2,500円ほど

エアレーションを設置する手順

エアーポンプを水槽台の中に置く。
エアチューブをエアーポンプにつけて、水槽の上部の長さで切る。
エアチューブにキスゴムと逆流防止弁をつける。
逆流防止弁をキスゴムで水槽の外側に固定する。
エアチューブを逆流防止弁から水槽の底までの長さに切る。
エアストーンとキスゴムをエアチューブにつける。
エアストーンをキスゴムで水槽のガラス面に固定する。
エアーポンプの電源を入れる。

注意
逆流防止弁は水面より高い位置に固定しましょう。※サイフォンの原理で水漏れするため

水槽のエアレーションを静かにする対策

エアレーションの悩みは「うるさい」ということです。

この原因は「エアーポンプの振動音」「エアストーンのぶくぶく音」にあります。

これらのエアレーションの音を静かにする方法を2つご紹介しましょう。

エアーポンプを吊る方法

まずは「エアーポンプの振動音」の対策を紹介します。エアーポンプの置き方を変えるだけです。

エアーポンプを床に置くのではなく、吊って置くと振動音は小さくなります。道具は2つで、予算は200円です。100円ショップで調達可能です。

必要な道具

  • 突っ張り棒
  • 結束バンド

予算

200円

手順

水槽台に突っ張り棒をセットする。
エアーポンプに結束バンドを通して突っ張り棒に通し、輪を作って吊る。

エアストーンをガラス面から離す方法

次に「エアストーンのブクブク音」の対策を紹介します。エアストーンをガラス面に着けると、うるさい音がします。

実際の音はブクブクではなく、キューキューです。この音の対策に道具は不要。無料で出来る方法です。

水槽のエアレーションの水はね対策

もう1つのエアレーションの悩みごとは「水はね」です。

原因は「エアレーションの気泡が水面ではじけるから」です。

はねた水は水垢となり、水槽やアクアリウムライトを汚します。

水槽に蓋をのせる方法

とはいえ、水はねを防ぐことは出来ません。はねた水をフタで受けるのが、おすすめです。

水垢を掃除する場所が減るからです。必要な道具は2つで、予算は500円〜800円ほどです。

必要な道具

  • フタ
  • フタ受け

予算

500円〜800円

※小さな水槽で再現しています。

MEMO
フタ受けが不要なフタもあります。