水換えは、汚れた水を透明にするためだけではありません。
魚の排せつ物や餌から出た物質は、ろ過されても最終的に硝酸塩などとして水槽内へ残ります。
水草が一部を使っても、全部なくなるわけではありません。
見た目が透明でも、水換えする意味はあります。
頻度と量
安定した60cm水槽なら、まず週1回、4分の1くらいから始めると分かりやすいです。
ただし、毎週同じ量が絶対ではありません。
生体数、給餌量、水質、底床、季節によって調整します。
新しい水はカルキを処理し、水槽との水温差を大きくしません。
水位が下がってヒーターが露出するなら、排水前に電源を切り、取扱説明書どおりの冷却時間を守ります。
「足し水」は水換えとは別です。
蒸発するのは主に水なので、減った分を戻しても、水槽内に残る成分を外へ出したことにはなりません。
白い水垢は水換えのついでに
水面付近のガラスに白い跡が出たら、水が蒸発したあとに残ったミネラル分のことがあります。
固くなる前なら、水換えのたびに水面付近を拭くだけでもかなり違います。
固着してから強い方法で落とすより、「毎回ちょっと拭く」を日常管理へ入れる方が楽です。
固くなった水垢はどうする?
まず水で湿らせ、柔らかいスポンジや布で落ちるか試します。それでも残るなら、水槽素材に合う水槽用スクレーパーを使います。
生体がいる水槽の内側へ、家庭用のガラスクリーナーや酸性洗剤を入れるのは避けます。
取り外したガラスフタや、水槽外側のガラスなど、生体の水へ触れず十分にすすげる部分なら、材質を確認したうえでクエン酸や酢を使う方法もあります。アクリルやコーティング面、シリコン部分は傷や劣化に注意してください。
結局いちばん楽なのは、固着する前に水換えのついでに拭くことです。

