定型詩・自由詩・散文詩の違いを一瞬で見分ける方法【改行(行分け)に注目】

8秒でわかる
  • 定型詩 一定のリズムで改行する
  • 自由詩 作者の気分で改行する
  • 散文詩 詩なのに改行せず

行分けとは「一文ごとに改行することです

詩は形式によって

3つに分類されます。

定型詩、自由詩と散文詩です。

それぞれ詳しく見ていきましょう。

定型詩とは?

まずは定型詩です。

定型詩は起源が古い。伝統的なスタイルです。昔ながらの詩のかたちと言えます

なので、文語×定型詩の組み合わせは多い。日本の詩歌も定型詩スタイルです

俳句は五七五のリズムがあります。短歌は五七五七七のリズムがあります

詩のかたちにリズムがあることが、定型詩の特徴です。

ただ詩のかたちが決まっているので、作者が本当に表現したいことを表現できないデメリットがあります

自由詩とは?

自由詩は決まったリズムのない詩です

詩を思い通りに書きたい。定型詩ではリズムが決められてるので、身動きが取りづらい

もっと自由なカタチで書きたいんだ。

五七五では表しきれない世界を詩にしたいんだ。

こうして自由詩が生まれました。

決まったリズムにとらわれずに、自由に詩を書けます。現代詩のほとんどが自由詩です

自由にかけるのが特徴とはいうものの、ルールが1つあります。

「自由詩も行分けで書かれる」というルールです。あらためて、行分けとは「一文ごとに改行する」ということです

具体例をあげましょう。

まず普通の文章では、、

りんごは赤い。バナナは黄いろ。梨は緑。

これを行分けすると、、

りんごは赤い

バナナは黄いろ

梨は緑

行分けした詩は、行ごとの言葉にエッセンスを凝縮させます。書く内容も必要最低限です

またテクニックとして、行分け詩は句読点をあまりつけないという特徴もあります。

散文詩とは?

散文詩とは普通の文章で書かれた詩です。

普通の文章ってなんでしょうか?

先ほどの具体例を思い返してみましょう。こちらですよっ!

りんごは赤い。バナナは黄いろ。梨は緑。

これが普通の文章です。

つまり「行分けしていないカタチで書かれたもの」です。

それでは散文詩と普通の文章の違いとは?これらをどう分ければいいかは難しいです

フランスの詩人、ボードレールは散文詩を「全体から見ると音楽的調子が高く、芸術として美しい文章」と説明しています

なんとも抽象的な言い方になりますが、詩的なものを散文詩と呼べばいいでしょう

自由詩よりも散文詩の方が、作者の心や思想を前面に押し出して書けます

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