定形詩・自由詩・散文詩の簡単な見分け方とは?→ヒント:改行(行分け)

休日コピーライターの京都たわをです。

詩を形式で分類することが出来ますか?

詩には3つの形式があります。定形詩・自由詩・散文詩です。これらを見分けるには、詩の改行(行分け)に注目すると良いですよ。

じゃあ詩の形式はどう見分けるの?ーー

そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。

さあ、見ていきましょう!

Point

  1. 定形詩・自由詩・散文詩とは?
  2. 自由詩と散文詩を見分ける方法:行分けしてる→自由詩、行分けしてない→散文詩

定形詩・自由詩・散文詩とは?

定形詩・自由詩・散文詩が分からない猫

まず定型詩・自由詩・散文詩について解説します。

定形詩とは?

定形詩とは、一定のリズムを持つ詩です。

言葉のリズムとは音数のことです。たとえば、次のような言葉のリズムを持つ詩です。

  • 5・7・5 →俳句
  • 5・7・5・7・7 →短歌

日本の俳句・短歌は定型詩ですね。上記の通り、言葉のリズムを持っています。

このように、定型詩は起源が古いんですよ。なので定型詩は文語になりがちです。文語定形詩ですね。

ただ定形詩のデメリットは「作者が自由に表現できない」という事です。決められたリズムで表現するしかないですからね。

定型詩は言葉のリズムが決まっているからこそ作るのが面白いのかもしれません。

自由詩とは?

自由詩とは、一定のリズムを持たない詩です。

言葉のリズムにとらわれずに詩を書きたい。そんな思いから自由詩が生まれました。現代詩はほとんどが自由詩です。

とはいえ自由詩にもルールが1つあります。「自由詩も行分け形式で書く」というルールです。

行分け形式で書くとは「一文ごとに改行する」ということです。具体例を作ってみました。次のとおり。

りんごは赤く色づき

バナナは黄色に染まり

みかんはオレンジ色に輝く

これが行分け形式で書かれた自由詩です。言葉のリズムを気にせずに1行ごとに詩を書いていきます。

ちなみに、行の文末に句読点をつけないで書くと、詩っぽくなります。

自由詩は「行分けしながら自由に書かれた詩」となりますね。

散文詩とは?

散文詩とは、普通の文章形式で書かれた詩です。

つまり散文詩は行分け形式ではありません。具体例を作ってみました。次のとおり。

りんごは赤く色づき、バナナは黄色に染まり、みかんはオレンジ色に輝く。キウイは緑の宝石を包み、マンゴーは香ばしい身を守り、いちごは赤い肌を魅せる。

これが散文詩です。「行分けしていないカタチで書かれたもの」です。

フランスの詩人であるボードレールは「音楽的調子が高く、芸術として美しい文章が散文詩である」と言っています。

ボードレール風に考えると、詩的な文章は散文詩と呼べますね。

散文詩は「作者の心・思想」を前面に押し出すことが出来ます。

自由詩と散文詩を見分ける方法

次に自由詩と散文詩を見分ける方法を解説します。

自由詩と散文詩を見分ける方法

自由詩と散文詩を見分けるには、行分けに注目してみましょう。

繰り返しになりますが、自由詩と散文詩の特徴は次のとおりです。

  • 自由詩 →行分け形式で書かれている
  • 散文詩 →文章形式で書かれている

1文ずつ行分けしているなら自由詩で、行分けしてなければ散文詩です。ふたたび具体例を引っ張ってきましょう。

自由詩

りんごは赤く色づき

バナナは黄色に染まり

みかんはオレンジ色に輝く

行分け形式で書かれているので自由詩です。

散文詩

りんごは赤く色づき、バナナは黄色に染まり、みかんはオレンジ色に輝く。キウイは緑の宝石を包み、マンゴーは香ばしい身を守り、いちごは赤い肌を魅せる。

行分け形式で書かれていないので散文詩です。

自由詩と散文詩の違いは、改行(行分け)に注目ですね。

まとめ

定型詩・自由詩・散文詩について理解できました?

詩を形式で分類できれば新人ポエマーの仲間入りですよ。

また詩の内容の記事もご用意しています。ぜひチェックしてください。

叙情詩・叙事詩・叙景詩の意味とは?→ヒント:内容の違い

Point

  1. 定形詩・自由詩・散文詩とは?
  2. 自由詩と散文詩を見分ける方法:行分けしてる→自由詩、行分けしてない→散文詩

Lastly

パッと見て詩の形式を分類しよう

Appendix

もっと詳しく知りたいよっていう方におすすめの参考図書は、次のとおり。

ご閲覧ありがとうございました!

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