今回は【情報の特徴】について解説します。
教科「情報」の中でも、【情報の特徴】は、めちゃくちゃ重要です。
情報には3つの特徴があります。
本記事のキーワードは下記です。
- 残存性
- 複製性
- 伝搬性
これら3つのキーワードを解説していきます。
情報の特徴とは?【残存性・複製性・伝搬性】
はい!という事で、
結論から言うと、下記の通り。
結論
- 残存性とは、使っても無くならない事
- 複製性とは、簡単に複製できる事
- 伝搬性とは、人々に広まりやすい事
これです。
モノ(実体を持つ)と比較しながら、説明していきますね。
残存性とは、使っても無くならない事
残存性とは、情報は使ってもなくならないという事です。
情報は使っても無くなりません。
たとえば下記の通り。
- 思い出は色褪せない
- 知識は忘れなければ無くならない
このように情報は実体を持ちません。
だから、残り続けます。
逆にモノは使えば無くなります。
たとえば次の通り。
- トイレットペーパーは使ったら流す
- りんごは腐ったら捨てる
複製性とは、簡単に複製できる事
次に複製性とは何か?
複製性とは、情報は簡単に複製できるという事です。
つまりコピペの事。
具体的には、下記の通り。
- 旅先で撮影した写真をコピーする
- wikiをコピペしてレポートを作る
このように情報は容易くコピーして使う事ができます。
一方でモノは簡単にコピーできません。
たとえば次のようなケース。
- 職人が作った陶器
- 構造が複雑なマシン
これらは技術や設備が無ければ、コピーできませんね。
伝搬性とは、人々に広まりやすい事
最後に、伝搬性とは何か?
伝搬性とは、情報はすぐに人々に広まるという事です。
情報は実体がない為、人に伝えやすいわけですね。
たとえば、このような手段があります。
- 電子メール
- メーリングリスト
- Webページ
- 電子掲示板(BBS)
- チャット
- ブログ
- SNS(ソーシャルネットワーキングサービス)
上記の通り。
一方でモノは伝えづらい。
というか実体があるから手渡しになります。
注意点
そんなこんなで、、注意点です。
自分に損な情報を発信・漏洩したら、どうなるでしょうか?
残存性により取り消すことはできず、
複製性によりコピーし続けられ、
伝搬性により人々にすぐ広まります。
不用意な呟きはNGというわけです。
まとめ
それでは復習して終わりましょう。
3つのキーワードを解説しました。
- 残存性
- 複製性
- 伝搬性
内容
- 残存性とは、使っても無くならない事
- 複製性とは、簡単に複製できる事
- 伝搬性とは、人々に広まりやすい事
ひとこと
次回は【個人情報】について解説します。
どうもありがとうございました。

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