「情報とは何か?」をすこしだけ意識してみましょう。
「情報」を正しく分かれば、情報を理解しやすくなります。
こちらのページでは「情報とは何か?」を紹介します。
さらに「情報とデータと知識の関係」を掲載します。
それでは、見ていきましょう!
「情報」はどんなもの?
さて「情報」について説明します。
ポイント
- 情報・・・事実や事柄
- データ・・・情報を見える形にしたもの
- 知識・・・情報を体系化したもの
情報とはどんなもの?
情報とは、事実やことがらです。たとえば、物の特徴は情報となります。
- りんごは甘い
- りんごは赤い
- りんごは丸い
上記は、「りんごの特徴」という事実です。
そして、事実は情報なので、りんごの情報となります。
データとはどんなもの?
データとは情報を目に見える形にしたものです。たとえば、数字や文字や記号です。
- 数字:糖度は約13度である
- (絵)文字:見た目は「🍎」である
- 記号:りんご→丸い
このように「りんごの特徴」を表現したものがデータです。
データは、表やグラフなどで作成されます。
紙のデータ(資料)を電子データにすることを、「電子化」や「デジタル化」などと言います。
知識とはどんなもの?
知識とは情報を体系化したものです。つまり、役立つように整理した情報です。
- りんごは1個あたり150円が相場である
- りんごは青森県で40万トン以上生産されている
- りんごの重さは約300gである
上記のように、「買う時に役立つ」などの情報を集めると、知識になります。
知識基盤社会
知識は「利用」と「蓄積」を繰り返します。
今までの知識は利用されて、新しい知識は蓄積される、という流れです。
こういった、知識によって発展していく社会を知識基盤社会といいます。
さいごに
「情報とはなにか?」を解説しました。情報とは事実や事柄です。
データは情報を表したもので、知識は情報を体系化したものです。
情報が多い社会を生きるために、「情報」についての知識をためていきましょう。