擬人法とは何か?【例文でアッと分かる】

詩の「表現技法」をもうすこし意識してみましょう。

詩の「表現技法」が正しく分かれば、内容もつかみやすくなります。

今回は、擬人法

ものを人にたとえる比喩表現です。

◯◯が△△している。」と言い切るかたち。隠喩の1つです。

こちらのページでは擬人法とはどんなもの?を紹介します。

さらに擬人法を使った例文を掲載します。それでは、見ていきましょう!

「擬人法」はどんなもの?

それでは擬人法を紹介しましょう。

ポイント

  • 擬人法・・・直接的な言葉を使わず人にたとえる表現技法

「擬人法」はどんなもの?

擬人法は「間接的な言葉を使わず人にたとえる表現技法」です。感情移入法とも呼びます。

擬人法は言い切るかたちです。次のようなかたちです。

  • ◯◯が△△している

擬人法は、上記の「△△している」に人がすることを入れる表現技法です。そして、「◯◯が」には人ではない物を入れます。

つまり、擬人法はまるで」や「みたいに」などの言葉を使わない隠喩です。

擬人法と直喩の違い

擬人法と直喩の違いは、「まるで」や「みたいに」などの言葉の有無です。

フローチャートを書くと、次のようになります。

まるで」や「みたいに」などの言葉を使うと直喩になります。

一方で、まるで」や「みたいに」などの言葉を使わなければ隠喩です。

隠喩でも、人にたとえれば擬人法になります。

擬人法の例文

さっそく擬人法の例文を見てみましょう。

  • 目が泳ぐ
  • 犬が笑う
  • タコがおどる
  • 定規が歩く
  • ペンが走る

擬人法が「◯◯は△△している」のかたちであると分かります。

企業のキャッチコピー

また、擬人法は企業キャッチコピーにも使われています。擬人法を使ったキャッチコピーを少し紹介しましょう。

  • お尻だって洗って欲しい。(TOTO)
  • 愛は地球を救う。(日本テレビ24時間テレビ)
  • 「ごゆっくり」と、響が言った。(サントリーウイスキー響)

擬人法を使うと、ファンタジー感のあるコピーが作れますね。

擬人法の効果はどんなもの?

擬人法2つの効果があります。

  1. シンプルに伝えられる
  2. 自分の気持ちが伝わりやすくなる

シンプルに伝えられる

擬人法を使うと、簡潔な文を書けます。それでは、例文を見てみましょう。

落ち葉が舞いおどる。

落ち葉がひらひらと飛び上がったり、右往左往する様子が伝わりますよね。擬人法を使わずに表現すると、長文になります。

落ち葉が地面に落ちていて、そこに風が吹いて、そしたら落ち葉が飛ばされて、落ち葉がクルクル回って上がったり下がったりしている。

擬人法は「シンプルに伝える技術」と言えます。

自分の気持ちが伝わりやすくなる

擬人法を使うと、自分の気持ちが伝わりやすくなります。それでは、例文を見てみましょう。

地球が泣いている。

作者が地球に感情移入している様子が分かります。そして、この例文では「泣いている」というマイナスの気持ちが作者にあることが伝わります。

さいごに

擬人法とはどんなものかを解説しました。擬人法は「直接的な言葉を使わずに人にたとえる表現技法」です。

擬人法は「自分の気持ちを伝えるときに効果的」です。ぜひ普段の生活から使っていきましょう。

Digiprove sealCopyright secured by Digiprove © 2019-2020