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擬人法の意味とは?例文で分かりやすく説明します

「擬人法とは何か?」を分かりやすく説明していきます。

この記事を読んでいただければ、次のようになっていただけると思います。

  1. 擬人法を知っている。
  2. 擬人法の効果が分かる。
  3. 擬人法を使える。

それでは3分ほどお付き合いください。

擬人法のポイントは?

詳しい説明に入る前に、ポイントをおさえてしまいましょう。ポイントは次の通りです。

  1. 擬人法は「人間以外のものを人間にたとえる方法」である。
  2. 擬人法を使うと簡潔な文章を書ける。
  3. 擬人法は直喩ではない。

さて詳しく説明していきますね。

擬人法は「人間以外のものを人間にたとえる方法」である。

まず「擬人」とは人間でないものを人間に見立てることです。

そして「擬人法」は「人間以外のものを人間にたとえる方法」です。擬人法は「感情移入法」とも呼ばれます。

擬人法は言い切る形で用いられることが多いです。次のような形です。

・◯が△している。

 

◯:主語 △:述語

主語には「人間以外のもの」を入れ、述語には「人間がすること」を入れます。擬人法の使い方はこれだけです。

擬人法は「まるで」や「ように」といった言葉を使いません。つまり、擬人法は隠喩の1つです。

擬人法の例文

擬人法の例文を見てみましょう。

  • 目が泳ぐ
  • 犬が笑う
  • タコがおどる
  • 定規が歩く
  • ペンが走る

このように擬人法を使った文は「◯が△している」の形になります。

企業のキャッチコピー

擬人法は企業キャッチコピーにも使われています。少し紹介しましょう。

  • お尻だって洗って欲しい。(TOTO)
  • 愛は地球を救う。(日本テレビ24時間テレビ)
  • 「ごゆっくり」と、響が言った。(サントリーウイスキー響)

擬人法を使うと、ファンタジー感のあるコピーが作れますね。

擬人法を使うと簡潔な文章を書ける。

擬人法の効果は「簡潔さ」にあります。擬人法を使うと簡潔に文を書けます。

落ち葉が舞いおどる。

落ち葉がひらひらと飛び上がったり、右往左往する様子が伝わりますよね。擬人法を使わなければ長文になります。

落ち葉が地面に落ちていて、そこに風が吹いて、そしたら落ち葉が飛ばされて、落ち葉がクルクル回って上がったり下がったりしている。

擬人法は「シンプルに伝える技術」と言えます。

擬人法は直喩ではない。

擬人法は直喩ではありません。なぜなら擬人法は「まるで」や「ように」などの言葉を使わずに、ものを例える表現技法だからです。

擬人法は隠喩の1つといえます。

さいごに

擬人法について説明しました。もう一度まとめておくと、次の通りです。

  1. 擬人法は「人間以外のものを人間にたとえる方法」である。
  2. 擬人法を使うと簡潔な文章を書ける。
  3. 擬人法は直喩ではない。

擬人法について分かってもらえましたか?不安であれば再読いただければと思います。

参考書籍

この記事は【自由自在 中学国語(新装版)】を参考にしている。

非常に詳しく書かれており、面白い参考書でオススメ。