詩の種類を簡単に解説します→内容・文体・形式で分類する

休日コピーライターの京都たわをです。

詩の種類が分からなくて困ってませんか?

詩は内容・文体・形式で分類されます。それぞれ「◯◯詩」という名前がついています。簡単に分かるように解説していきます。

じゃあ詩の種類ってどんなのがあるの?ーー

そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。

さあ、見ていきましょう!

Point

  1. 内容で分ける→叙情詩・叙事詩・叙景詩
  2. 文体で分ける→口語詩・文語詩
  3. 形式で分ける→定型詩・自由詩・散文詩

詩の種類とは?

詩の種類が分からない猫

まず詩の種類について解説します。詩は3つの特徴で分けられます。次のとおりです。

  • 内容 →3種類
  • 文体 →2種類
  • 形式 →3種類

このような感じです。つまり単純に計算すると、3×2×3=18で、詩は18種類に分けられます。

内容で分ける→叙情詩・叙事詩・叙景詩

詩は内容で3種類に分けられます。

内容とは「何を題材にしているか」です。次の3つとなります。

  • 心の動き
  • 事実・物語
  • 自然の景色

この3つのいずれかが詩で表現されています。それぞれの詩の名前は、次のとおり。

  • 心の動き  →叙情詩
  • 事実・物語 →叙事詩
  • 自然の景色 →叙景詩

「叙◯詩」という名前です。2文字目が内容を表していますよ。

もっと詳しく知りたい方には別記事をご用意しています。

叙情詩・叙事詩・叙景詩の意味とは?→ヒント:内容の違い

現代詩の多くは叙情詩です。

文体で分ける→口語詩・文語詩

詩は文体で2種類に分けられます。

文体とは「詩に使われている言葉」です。次の2つです。

  • 話し言葉
  • 書き言葉

話し言葉とは、話す時に使う言葉ですね。一方、書き言葉とは、文を書く時に使う言葉です。

それぞれの言葉が使われた詩の名前は次のとおりです。

  • 話し言葉 →口語詩
  • 書き言葉 →文語詩

現在、書き言葉はほぼ使いません。なので文語詩は昔の言葉で書かれています。

「◯語詩」という名前です。1文字目が文体を表していますよ。

もっと詳しく知りたい方には別記事をご用意しています。

口語詩と文語詩の違いが分からない?→ヒント:文末で見分けるのが楽である

現代詩はほとんど口語詩ですね。

形式で分ける→定型詩・自由詩・散文詩

詩は形式で3種類に分けられます。

形式とは「かたち」ですね。具体的には「リズム(音数)」と「行分け」です。

  • 行分けあり・一定のリズムあり
  • 行分けあり・一定のリズムなし
  • 行分けなし

このような感じです。もれなく詩の名前がついています。次のとおり。

  • 行分けあり・一定のリズムあり →定型詩
  • 行分けあり・一定のリズムなし →自由詩
  • 行分けなし →散文詩

定型詩の代表例は俳句・短歌です。一定のリズム5・7・5がありますよね。

また詩の種類は、文体・形式を組み合わせて表記します。たとえば次のとおりです。

  • 口語で自由詩の場合 →口語自由詩
  • 文語で定型詩の場合 →文語定形詩

もっと詳しく知りたい方には別記事をご用意しています。

定形詩・自由詩・散文詩の簡単な見分け方とは?→ヒント:改行(行分け)

現代詩は自由詩が多いですね。散文詩も見かけます。

18種類の詩を実際に書いてみました

詩は18種類に分類できます。かなり無茶な企画ですが、実際に18種類の詩を作ってみました。

1、口語自由詩+叙情詩

現代詩でもっとも多い組み合わせ。

我輩はハトである

哀しい気分である

2、口語自由詩+叙景詩

叙景詩は景色をそのまま書いたもの

前方に山脈があり

雪が微かに積もっている

3、口語自由詩+叙事詩

叙事詩は古い詩が多いから、口語詩になることは少なそう

田中がドラゴンに斬りかかる

ドラゴンは霧となり消えた

田中は英雄となった

4、口語定型詩+叙情詩

リズミカルな叙情詩。5・7・5でどうぞ

苦いレモン

あなたとともに

きえていく

5、口語定型詩+叙景詩

リズミカルに景色を表す。

森がある

草原ひらけて

青い空

6、口語定型詩+叙事詩

リズミカルに事件を表す。

田中がね

ドラゴン切って

英雄に

7、口語散文詩+叙情詩

行分けせずに書いていく。

昨日はカツ丼をたべて、今日は天丼をたべて、丼物ばかり食べてるなと思う。今日この頃。幸せである

8、口語散文詩+叙景詩

行分けせずに景色を書いていく。

山があって、雪が積もってる。川の横には草原が広がっている。空は青い。

9、口語散文詩+叙事詩

行分けせずに事件を書いていく。

田中がドラゴンと出会った。田中は剣でドラゴンに斬りかかった。ドラゴンは霧となり消え、田中は英雄となった。

10、文語自由詩+叙情詩

ここからは文語詩。例は童謡から一部拝借して作りました

春の小川はさらさら流る

吹く風こそ、いみじけれ

11、文語自由詩+叙事詩

文語で事実を書く。

田中はドラゴンを斬りたり

たちまち霧に変りはてにける

12、文語自由詩+叙景詩

文語で景色を書く。

山河あり

桜が咲きたり

13、文語定型詩+叙情詩

文語の5・7・5をどうぞ。

春の川

さらさら流る

いみじけれ

14、文語定型詩+叙事詩

文語でリズミカルに事実を書く。

ドラゴンを

田中切りて

英雄になり

15、文語定型詩+叙景詩

文語でリズミカルに景色を書く。

山河あり

桜咲きたり

川流る

16、文語散文詩+叙情詩

文語の散文詩。少なそうですが

春の小川はさらさら流る。吹く風こそいみじけれ。

17、文語散文詩+叙事詩

文語の散文で事実をかく。

田中はドラゴンを切るなり。田中英雄になりけり。

18、文語散文詩+叙景詩

文語の散文で景色をかく。

山河あり。桜咲きたり。川流る。

まとめ

詩を分類できそうでしょうか?

詩を分類できるようになったらですよ。

Point

  1. 内容で分ける→叙情詩・叙事詩・叙景詩
  2. 文体で分ける→口語詩・文語詩
  3. 形式で分ける→定型詩・自由詩・散文詩

Lastly

一歩ずつ見分け方を学んでいこう

Appendix

もっと詳しく知りたいよっていう方におすすめの参考図書は、次のとおり。

ご閲覧ありがとうございました!

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