水草の植え方は3種類|植える・活着・浮かべる方法

水草の植え方は3種類のアイキャッチ

「買った水草は、全部ソイルへ植えればいいの?」

水草の入れ方は、底床へ植える、石や流木へ活着させる、水面へ浮かべる、の3種類です。

どの方法を選ぶかは、見た目ではなく、茎・根・根茎・葉のつくりで決めます。

この記事では、水草ごとの置き方を選ぶ基本を説明します。

植える前に確認すること

水草の植え方は3種類の要点図解

購入した水草は、すぐ水槽へ入れず、次を確認しましょう。

  • 商品名、品種名
  • 水中葉か水上葉か
  • ポット、鉛巻き、組織培養などの販売形態
  • 傷んだ葉
  • スネールや卵
  • 根元のウールやスポンジ
  • 農薬や薬剤に関する表示
  • エビ水槽へ入れられる商品か

写真だけで品種を断定せず、購入ラベルを残します。

ポット入り水草の下処理

  1. ポットから株を外す
  2. 根元のウールを大きく取り除く
  3. 水を張った容器で細部をほぐす
  4. 傷んだ葉・黒い根を必要な範囲で整理する
  5. 小さな株へ分ける
  6. 植える場所ごとに並べる

根元のウールを力任せに引くと、細い根や茎を傷めます。

完全に一粒も残さなければならないわけではありませんが、根の周囲へ厚く残したまま植えません。

水草の植え方は3種類の実写記録 1

方法1|底床へ植える

有茎草は、茎の下部をソイルや砂へ差し込みます。

植え方

  1. 数本ずつ小分けにする
  2. 下部の傷んだ葉を外す
  3. ピンセットで茎の下部を持つ
  4. 底床へ斜めに差す
  5. ピンセットを少し開く
  6. 茎を残してゆっくり抜く
  7. 株間を空けて次を植える

大きな束のまま植えると、中心へ光や水流が届きにくくなります。

どれくらい深く植える?

抜けない深さまで差し込みます。

深く埋めすぎると、下葉や茎が傷む場合があります。

根だけではなく茎を少し固定する程度から始め、浮く場合は底床の厚さや粒径を確認しましょう。

有茎草は間隔を空ける

植栽直後に隙間が見えても、成長して脇芽が出ます。

近づけすぎると、

  • 下部へ光が届かない
  • 水流が止まる
  • 下葉が落ちる
  • トリミングしにくい
  • 根元へゴミがたまる

状態になります。

植えた直後の完成感より、成長後を優先します。

水草の植え方は3種類の実写記録 2

方法2|石や流木へ活着させる

ミクロソリウム、アヌビアス、モス類は、石や流木へ仮固定して育てます。

根茎を持つミクロソリウムとアヌビアスは、根茎を底床へ埋めません。糸・ネット・接着剤の使い分けは「水草を活着させる方法」で詳しく扱います。

水草の植え方は3種類の実写記録 3

方法3|水面へ浮かべる

アマゾンフロッグピットなどの浮草は、根を底床へ植えず、水面へ浮かべます。

水面を覆いすぎると、下の水草を遮光し、水流や給餌も妨げます。株数と長い根の管理は「アマゾンフロッグピットの育て方」で詳しく説明します。

植えた水草が抜ける時

原因:

  • 底床が薄い
  • 粒が粗い
  • 束が大きい
  • 根元が短い
  • ピンセットを早く抜いた
  • 魚やエビが動かした
  • フィルターの水流が強い

対策:

  • 小束にする
  • 少し斜めへ深く差す
  • 株間を広げる
  • 排水方向を変える
  • 植栽用の重りやリングは安全表示を確認する

鉛や材質不明の重りを自己判断で使いません。

水草の植え方は3種類の実写記録 4

注水前と注水後

植栽は、底床を湿らせた状態で行うと作業しやすくなります。

完全に乾いた底床では、根元が固定しにくく、水草が乾燥します。

植え終わったら、

  • 皿や袋へ水を当てる
  • 植栽場所へ直接強い水流を当てない
  • 水草が浮いたら注水を止めて植え直す
  • フィルター始動後に抜ける場所を確認する

という順で進めます。

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