「アナログとディジタルの違い」をすこしだけ意識してみましょう。
こちらのページでは「アナログとディジタルの違いとは何か?」を紹介します。
「ディジタル化のメリット」を掲載します。ポイントは「正確さ・加工しやすさ・扱いやすさ」です。
それでは、見ていきましょう!
「アナログとディジタル」はどんなもの?
ポイント
- アナログ・・・連続した量で表現する
- ディジタル・・・離散的な量で表現する
- ディジタル化のメリット・・・①正確に再現できる②加工しやすい③統合的に扱える
アナログとは?
アナログとは「連続して変化する量を連続した量で表現すること」です。
つまり、ありのまま表現することです。たとえば、次のようなものがアナログ表示です。
アナログ時計
アルコール式の温度計
針式の体重計
ディジタルとは?
ディジタルとは「連続して変化する量を離散的な量で表現すること」です。
離散的とは、「一定の間隔で区切って」という意味です。
具体的に「時間」で見てみます。
こちらは時間のディジタル表示です。1分ごとに区切って表示しています。
また、次のようなものもディジタル表示です。
ディジタルな体温計
ディジタルな体重計
ディジタル化のメリットとは?
ディジタル化のメリットは3つあります。次のとおりです。
- 情報を正確に再現できる
- 情報の加工がしやすくなる
- 情報を統合的に扱える
これだけでは分かりづらいので、具体的に解説していきましょう。
情報を正確に再現できる
ディジタル情報は正確に再現できます。これは、ディジタル情報がノイズに強いということです。
たとえば、音。もともとの音をアナログ情報とします。もともとの音は、雑音が混じると、音が変わってしまいます。
一方、もともとの音をディジタル化しておけば、雑音が混じっても、雑音を取り除くことができます。
情報の加工がしやすくなる
ディジタル情報は「数値(0か1か)」なので、加工しやすいです。
- 修正
- 編集
- 圧縮
これらの加工ができます。とくに、圧縮するとデータ量を小さくできます。圧縮のイメージは次のとおり。
「00000111110000011111」というデータを
|
|圧縮すると・・・
|
「05150515」(0が5回、1が5回、0が5回・・・)となる。
ディジタル情報は、送受信や保存に便利なものだということです。
情報を統合的に扱える
ディジタル情報は「数値(0か1か)」なので、統合的に扱えます。
具体的には、「動画・画像・文字」などは「同じメディア」に記録できるということです。
SSD・CDR・フラッシュメモリなど。
さいごに
「アナログとディジタルの違いとは?」を解説しました。ディジタル化のメリットは3つあります。
ポイントは「正確さ・加工しやすさ・扱いやすさ」です。