「個人情報とは何か?」をすこしだけ意識してみましょう。
「個人情報」を正しく分かれば、自分の個人情報を守りやすくなります。
こちらのページでは「個人情報とは何か?」を紹介します。
さらに、「基本四情報」や「プライバシー」や「個人情報保護法」などについて掲載します。
それでは、見ていきましょう!
「個人情報」はどんなもの?
さて「個人情報」について説明します。
ポイント
- 個人情報・・・どこの誰かが分かる情報の組み合わせ
- 基本四情報・・・氏名・住所・年齢・性別
- プライバシー・・・個人が特定されない情報
- 個人情報保護法・・・個人情報を取扱う事業者に対する法律
個人情報とは?
個人情報とは、どこの誰かが分かる情報の組み合わせです。たとえば、以下のような情報です。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
- 電話番号
- 学歴
- 職業
基本四情報とは、氏名・住所・年齢・性別
とくに大事な4つの個人情報を「基本四情報」と言います。
- 氏名
- 住所
- 生年月日
- 性別
基本四情報が分かれば、個人を特定できます。
プライバシーとは、個人が特定されない情報
プライバシーに関わる情報とは、個人を特定できない私生活の情報です。
他人に踏み込まれたくない私生活。たとえば、次の通り。
- 購入履歴
- 食べ物の好み
- 趣味
- 現在地
プライバシーの情報は、個人を特定できないことが特徴です。プライバシーは個人情報は、別物です。
個人情報保護法とは「個人情報を取扱う事業者に対する法律」
個人情報保護法とは、「個人情報を取扱う事業者に対する法律」です。
個人情報を取扱う事業者に、
- 個人情報を利用目的以外で使わない事
- 個人情報を本人の同意なしに提供しない事
を、守らせる法律。
個人情報を適切に扱う会社には、プライバシーマークが与えられます。
プライバシーマーク制度は、一般財団法人日本情報経済社会推進協会(JIPDEC)が運営している制度です。
その他の法律
個人情報保護法ではない法律もあります。
- 特定商取引法
- 特定電子メール法
- 不正アクセス禁止法
かなり簡単に解説しておきます。
特定商取引法
訪問販売・通信販売などが対象。
事業者が守るべきルールと消費者を守るルール等(クーリング・オフ)を定めている。
特定電子メール法
迷惑メール・チェーンメールなどを規制する。
あらかじめ同意した受信者にのみ広告などを送信できる「オプトイン規制」が導入される。
不正アクセス禁止法
不正アクセス行為・不正アクセス行為を助長する行為等を禁止する。
不正アクセス行為とは、たとえば他人のパスワードを盗んだりする事。
さいごに
個人情報は「どこの誰かが分かる情報の組み合わせあります。
「基本四条法」は、氏名・住所・年齢・性別。「プライバシー」は、個人が特定されない情報。
「個人情報保護法」は、個人情報を取扱う事業者に対する法律です。個人情報をしっかり守って、情報社会をサバイブしていきましょう。