段落を全部短く言い換えようとすると大変です。
まず、その段落で一番大事な一文を探します。
「たとえば」から始まる具体例が長く続いているなら、その具体例そのものより、「何を説明するための例か」を考えます。
そして、「○○の例」「○○の理由」「○○についての筆者の考え」のように短くまとめます。
段落のまとめは、立派な文章でなくてもかまいません。
ノートなら「便利さの問題点」「昔との比較」「解決策」のようなメモでも十分役に立ちます。
大切なのは、その段落の細部を保存することではなく、文章全体の流れの中で何の役割をしているか分かることです。
形式段落と意味段落って何が違うの?
形式段落は、見た目で分かれた段落です。
文章で一字下げになって、新しい段落が始まっていますよね。その一つ一つが形式段落です。
意味段落は、内容のまとまりでいくつかの形式段落をまとめたものです。
たとえば、第一〜第三段落までが「問題の説明」、第四〜第六段落が「具体例」、第七〜第八段落が「筆者の考え」なら、それぞれを大きな意味のまとまりとして考えられます。
つまり、
- 形式段落=見た目の区切り
- 意味段落=内容の大きな区切り
です。
意味段落を探すときは、「ここから話の役割が変わった」と感じるところを見ます。
具体例は短く畳む
一段落の大半が具体例なら、例を全部書き写す必要はありません。「○○の具体例」「○○の問題点」のように、その段落の役割を一言にすると全体の流れが見えます。

