接続語は、前の内容と後の内容の関係を教えてくれる言葉です。
「しかし」なら反対方向に進む。
「だから」なら理由から結論へ進む。
「たとえば」なら具体例が来る。
「つまり」なら言い換えやまとめが来る。
接続語が分かると、文章の流れを予想できます。
ただし、接続語の名前を「逆接」「順接」と覚えるだけでは足りません。
「この『しかし』は、何と何を反対にしている?」まで見ると文章が読めます。
接続語は、文章の中の道路標識みたいなものです。標識の名前を覚えるだけでなく、その先がどちらへ曲がるのかを見るために使います。
「しかし」が出てきたら、そのあとが大事なの?
大事なことは多いですが、「しかしの後=必ず正解」と覚えるのは危険です。
「しかし」は、前の内容と後の内容を反対方向につなぎます。
たとえば、「便利なので広く使われている。しかし、問題もある。」なら、筆者はここから問題点を話し始めそうです。
だから後ろが重要になることはよくあります。
でも、文章によっては「しかし」の後に一時的な反論を書き、そのあとでさらに考えをひっくり返すこともあります。
見るべきなのは「しかし」という単語そのものではなく、前と後で何が変わったかです。
「何を否定して、何を出してきた?」と考えると、筆者の流れを追いやすくなります。
「つまり」の後だけ読めば答えが分かる?
「つまり」の後は大事なことが多いです。でも、そこだけ読めばいいわけではありません。
「つまり」は、それまでの内容を言い換えたり、まとめたりするときに使われます。
だから、重要な文が来やすいのは確かです。
ただし、その「つまり」が何をまとめているのか分からなければ、意味を取り違えることがあります。
また、文章の途中の小さなまとめであって、筆者の最終的な主張ではない場合もあります。
「つまり」を見つけたらラッキー、くらいでいいです。
その後を読むだけではなく、「何をつまりと言い換えた?」と前にも戻ると、内容がしっかりつながります。
「しかし」の後が大事なことは多いですが、前の何をひっくり返したのかが分からないと意味を取り違えます。接続語は前後セットで見る方が使えます。

