この三つは名前が似ていますが、まず掛詞だけ別の仕組みだと思うと整理しやすいです。
掛詞は、一つの音に二つの意味を重ねる表現です。「松」と「待つ」のように、同じ「まつ」の音を使って二つの意味を重ねます。
枕詞は、特定の言葉の前につく決まった表現です。「あしひきの」が「山」などにかかるのが代表例です。
序詞も後ろの言葉を導きますが、枕詞のような決まった短い言葉ではありません。意味や音のつながりを使って、ある程度まとまった長さで次の語を導きます。
- 枕詞=決まった言葉が決まった語にかかる
- 序詞=意味や音を使った長めの前置き
- 掛詞=一つの音に二つの意味を重ねる
この三つに分けると混ざりにくくなります。
三つを同時に覚えない
枕詞は「決まった相手」、序詞は「後ろを導く長めの表現」、掛詞は「一つの音に二つの意味」と役割が違います。まず仕組みを三つに分けてから、例を覚える方が混ざりません。

