場面が変わる合図は、主に「時」「場所」「人物」です。
「翌朝」「三日後」と時間が変わる。
「教室を出て駅へ向かった」と場所が変わる。
それまでいなかった人物が現れて、話の中心が変わる。
こういうところでは場面が切り替わっている可能性があります。
改行が大きく空いていたり、記号で区切られていたりすることもありますが、見た目だけでは決まりません。
「いつ・どこで・誰が」が前と変わったかを見るのが確実です。
場面ごとに「ここでは何が起きた?」と一言でまとめると、長い小説も追いやすくなります。
回想って何?なんで途中で昔の話になるの?
回想は、物語の途中で過去の出来事を振り返ることです。
現在の場面を読んでいたのに、「あの日も同じ雨だった」と急に昔の話が始まる。これが回想です。
では、なぜわざわざ途中に入れるのでしょう。
今の人物の行動や気持ちを理解するために、過去の出来事が必要だからです。
「なぜこの人はその言葉を怖がるのか」が、回想を読むと分かることがあります。
回想が出てきたら、「昔こんなことがあった」で終わらず、「この過去が今の場面にどうつながっている?」を見てください。
そこまで分かると、回想の意味が見えてきます。
場面は「いつ・どこ・誰」で区切る
大きな空行がなくても、翌朝になった、教室から駅へ移った、新しい人物が中心になった、という変化があれば場面は切り替わっています。見た目より内容を見ます。

