想像はしていいです。でも、本文から離れすぎたらダメです。
たとえば、人物が「机の上の手紙を何度もたたみ直した」とあれば、不安や迷いを想像するのは自然です。
でも「昔、手紙でひどい目にあったに違いない」とまで言うと、本文にその手がかりがない限り飛びすぎです。
目安は、「そう考えた理由を本文の言葉で説明できるか」です。
説明できるなら読みとして成立しやすい。
説明できず、「なんとなくそう思った」しか言えないなら、テストの答えには使いにくいです。
国語の想像は、自由な空想ではなく、本文の空白を本文の手がかりから埋めるものだと思ってください。
「本文を根拠に答える」って、具体的にどうするの?
答えを思いついたあと、「それ、本文のどこから言える?」と自分に聞くことです。
たとえば「主人公は友達を信じ始めた」と答えたいなら、本文に「初めて自分から相談した」「疑っていた相手に秘密を話した」などの変化があるか探します。
その部分が根拠です。
記述問題なら、根拠の言葉をそのまま使えることもあれば、短く言い換えることもあります。
大事なのは、答えと本文がつながっていることです。
自分の感想だけで答えを作るのではなく、
答えを考える → 本文に戻る → 証拠を見つける
この動きを習慣にすると、小説の問題はかなり安定します。
「本文のどこ?」と自分に聞く
想像した内容に対して、本文のどの言葉からそう思ったかを指せるなら、読みとしてかなり強くなります。指せないなら、テスト答案では少し飛びすぎているかもしれません。

