見る場所が違います。
倒置法は、普通の語順をわざと入れ替える表現です。
「私はあの海を忘れない。」を「忘れない、私はあの海を。」とすれば、語順が変わっています。
体言止めは、文の最後を名詞で終える表現です。
「遠くに見える、白い山。」なら、「山」という名詞で終わっています。
だから、
倒置法は「語順」。
体言止めは「終わり方」。
と覚えると分かりやすいです。
「忘れない、あの日の空。」のように、語順を変えたうえで名詞で終われば、両方の特徴をもつこともあります。
迷ったら二回直す
まず普通の語順に戻せるかを見る。次に、文末が名詞などの体言で止まっているかを見る。この二回で確認すると、倒置法と体言止めが同時に使われている文も見抜きやすくなります。

