迷うなら、まずはこの順番で十分です。
たとえば、
私は学校での昼休みをもう少し長くするべきだと考える。
なぜなら、午後の授業に集中するための休憩が必要だからだ。
実際に〜。
以上から、〜。
という流れです。
ただ、毎回この四段落に固定する必要はありません。
反対意見を入れたいなら、「確かに〜という考えもある。しかし〜」を途中に入れられます。
大事なのは、読者が「なぜその意見になったの?」と迷わない順番になっていることです。
書く前に、意見と理由を一行ずつメモしてから始めるだけでも、途中で話がそれにくくなります。
意見文って、感想文と何が違うの?
感想文は、作品や体験について、自分がどう感じたかを中心に書きます。
意見文は、ある問題について自分がどう考えるかを示し、その理由を読者に説明する文章です。
たとえば「スマートフォンの学校への持ち込み」というテーマなら、
「私は持ち込みを認めるべきだと思う。」
と立場を示し、「なぜなら緊急時の連絡手段になるから」と理由を説明します。
さらに具体例や反対意見への考えを入れることもあります。
感想文が「私はこう感じた」を中心にするのに対し、意見文は「私はこう考える。なぜなら〜」と相手を納得させることが必要です。
根拠って何を書けばいいの?
根拠は、「なぜその意見を言えるのか」を支える材料です。
「私は読書時間を増やすべきだ。なぜなら読書は大切だから。」では、理由がほぼ意見の言い換えになっています。
もう一段具体的にします。
自分の経験。
授業で学んだこと。
調査やデータ。
実際の出来事。
こうしたものが根拠になります。
たとえば「毎朝十分読書を続けたら、以前より長い文章を読むことへの抵抗が減った」という経験なら、「読書時間を作る意味」を支える材料になります。
ただし、一人の経験だけで「全員そうなる」と言い切るのは強すぎます。
根拠に合った強さで意見を書くことも大切です。
具体例って、自分の経験でもいいの?
いいです。むしろ、自分の経験がぴったり合うテーマなら書きやすいです。
ただし、「自分に起きたから世の中全部そうだ」とは言えません。
たとえば「オンライン授業には便利な面がある」という意見に対して、「欠席した日に配信された授業を後から確認できた」という自分の経験を出すのは自然です。
でも、その一例だけで「オンライン授業の方が全員にとって良い」と結論づけるのは飛びすぎます。
自分の経験は、「こういう場合には役立った」という具体例として使うと強いです。
テーマによっては資料やデータの方が適しているので、何を証明したいのかに合わせて選びます。
本文を書き始める前に、「私は○○すべきだと考える」と一行だけ書きます。次に理由を一つ置き、その理由を支える具体例を選ぶと、途中で話がずれにくくなります。

