「強調している」で終わると、たいてい説明が足りません。
たとえば「走った、走った、走った。」と「走った」が繰り返されていたら、反復法です。
でも問題が聞いているのは「何法か」ではなく、繰り返したことで何が伝わりやすくなったかです。
「『走った』を繰り返すことで、必死に走り続けている様子が強く伝わる」と書けば、かなり具体的になります。
考える順番は、
どんな表現か
何が目立つか
読む人にどう感じさせるか
です。
比喩なら、何をどんなものとして見せているのか。短い文なら、どんな勢いや間が生まれるのか。同じ音なら、どんなリズムになるのか。
「この技法にはこの効果」と丸暗記するより、その表現が普通の言い方と比べて何を変えているかを見る方が答えやすいです。
普通の言い方に戻してみる
表現の効果が分からなければ、その技法を外して普通の文に戻してみます。反復を一回にする、倒置を普通の語順に戻す、比喩を説明文に直す。元の表現と比べて強くなったものが、効果の手がかりです。

