係り結びは、文の途中に特定の係助詞が出ると、それを受ける結びの語の活用形が変わる仕組みです。
代表的なのが「ぞ・なむ・や・か・こそ」です。
「ぞ・なむ・や・か」があると、文末が連体形になります。
「こそ」があると、文末が已然形になります。
たとえば、普通なら終止形で終わるところが、途中の係助詞によって別の活用形になるわけです。
最初は「なんでそんなことするの?」と思いますが、昔の日本語では、強調したり問いかけたりする形と文末がセットになっていました。
問題では、まず係助詞を見つけ、その文の結びがどの活用形になっているかを確認します。
「ぞ・なむ・や・か・こそ」って何をしてるの?
全部同じ意味ではありません。
「ぞ」「なむ」は、内容を強く示すときに使われます。
「や」「か」は、疑問や反語などに関わります。
「こそ」も強く取り立てる働きをします。
そして文法上大切なのが、これらが係り結びを起こすことです。
- ぞ・なむ・や・か → 結びは連体形
- こそ → 結びは已然形
と覚えます。
ただし、テストで本当に読みたいのは「連体形になった」だけではありません。
「ここを強く言っているんだな」「これは問いかけなんだな」と意味まで取れると、文章が読みやすくなります。
まず係助詞を丸で囲む
「ぞ・なむ・や・か・こそ」を見つけたら、そこから結びの語を探します。係助詞と文末をセットで見る癖をつけると、係り結びが単なる暗記表ではなくなります。

