どちらも一語の現代語にぴったり置き換えるのは難しい言葉です。
「をかし」は、心を引かれる、おもしろい、趣がある、すばらしい、といった意味で使われることがあります。
「あはれ」は、しみじみと心が動く感じを表し、愛しさ、悲しさ、感動など、文脈によってさまざまな訳になります。
よく「をかしは明るい感動、あはれは悲しい感動」のように覚えたくなりますが、そこまで固定すると読み違えることがあります。
まずは、
- をかし=心を引かれる、おもしろい、趣がある
- あはれ=しみじみ心が動く
くらいに捉えて、実際の訳は前後の場面から決めるのが安全です。
一語一訳にしない
「をかし=おもしろい」「あはれ=悲しい」と固定すると、場面によっては合わなくなります。大まかな意味の幅を持っておき、実際の訳は前後の文脈で決めます。

