「うれしい」「悲しい」と書いてあれば簡単ですが、詩では気持ちを直接書かないことも多いです。
たとえば、
誰もいない駅で
電車を三本見送った
とあったとします。
ここには「寂しい」とは書いてありません。それでも「誰もいない」「三本も見送った」という言葉から、寂しさや迷いを感じるかもしれません。
大事なのは、気持ちだけを答えず、根拠になった言葉も見ることです。
「悲しい気持ち」だけではなく、「『誰もいない』という表現から、取り残されたような寂しさを感じている」とすると、読み方に根拠ができます。
同じ詩を別の人が少し違って読むこともあります。ただし何でもありではありません。本文のどの言葉からそう考えたのか。それが説明できるかが大切です。
「悲しい」だけで終わらせない
「窓を閉めた」「返事をしなかった」「同じ場所を何度も見た」など、気持ちが表れそうな行動を一つ拾ってみてください。気持ちの名前より、その根拠を先に見つける方が答案は強くなります。
