最初から「この詩が伝えたいことは何だろう」と考えなくて大丈夫です。そこから入ると、かなり難しくなります。
まず探してほしいのは、実際に書かれているものです。
人がいるのか。雨が降っているのか。電車が走っているのか。朝なのか夜なのか。
つまり、最初は「何が見えているか」を拾います。
次に、途中で何か変わっていないかを見ます。最初は明るかったのに最後は暗い。同じ言葉が何度も出てくる。急に短い一行が入る。そういう変化は、詩を読む手がかりになります。
分からない表現が一つあっても、そこで止まらなくて大丈夫です。いったん最後まで読んでみると、前後から分かることもあります。
「景色をつかむ → 変化を見る」。まずはこの二つで十分です。
分からない一行があっても進んでいい
たとえば一行だけ意味が取れなくても、前後で「夕方の駅」「一人で待っている」「最後に電車が来る」と分かれば、詩全体の場面はかなりつかめます。一語で止まらず、まず全体を見る癖をつける方が読みやすくなります。

