最初の一文をかっこよくしようとしなくて大丈夫です。
むしろ、「何について書く作文か」が分かる一文なら十分です。
「私が中学校生活で最も印象に残っているのは、文化祭です。」
これでもちゃんと始まります。
体験を書くなら、いきなり場面から入る方法もあります。
「舞台の幕が開く直前、手のひらが汗でぬれていた。」
こちらは少し物語っぽい始まりです。
どちらが正解ということではありません。
最初の一文で止まって十分も悩むくらいなら、仮の一文を書いて先へ進み、最後に戻って直す方がいいです。
作文は一行目から完成させる必要はありません。
作文で何を書けばいいか思いつかない
「何かすごい経験を書かなきゃ」と考えると、出てこなくなります。
作文の材料は、もっと小さくて大丈夫です。
朝、電車で席を譲れなかった。
部活で一回だけ声を出せなかった。
友達の一言が意外とうれしかった。
家で弟とくだらないことでけんかした。
大事なのは出来事の大きさではなく、そのとき自分が何を考えたかです。
テーマが「思いやり」なら、「思いやりについて立派な話」を探すより、「自分が思いやりについて考えた小さな場面」を探します。
思いつかないときは、「最近、うれしかった・困った・恥ずかしかった・腹が立った・迷った」を一つずつ思い出してみてください。
そこから作文になる材料はかなり見つかります。
最初の一文は仮でいい
一行目で止まるくらいなら、「私が印象に残ったのは文化祭です」のような仮の一文を書いて先へ進みます。本文を書き終わってから戻って直しても問題ありません。

