返り点は、漢文を日本語の語順で読むための目印です。
一番基本なのがレ点です。
レ点が付いた字は、その字をいったん飛ばし、次の字を読んでから戻ります。
つまり、上から「A・B」と並んでいてAにレ点があれば、「B→A」の順に読むイメージです。
一・二点は、少し離れたところを戻るために使います。
まず「一」が付いた字まで読み進み、そのあと「二」が付いた字へ戻ります。
最初は文章の意味まで一緒に考えると混乱しやすいので、練習ではまず読む順番だけ数字で振ってみると分かりやすいです。
レ点と一・二点が一緒に出たらどう読むの?
一つずつ独立して見るより、返る範囲を確認すると分かりやすいです。
レ点は、基本的にすぐ下の字を読んで一つ戻る印です。
一・二点は、もっと広い範囲で「一まで読んでから二へ戻る」ための印です。
両方が出たら、まず一・二点で大きな戻り方を見つつ、その途中にあるレ点の小さな戻りも処理します。
ややこしいときは、頭の中だけで読もうとしない方がいいです。
各漢字の横に「1、2、3…」と実際の読む順番を書き込んでから、その番号順に読んでみてください。
返り点の問題は、慣れるまでは意味より順番を図にした方が早いです。
順番だけ先に番号を振る
返り点が複雑なときは、意味を考えながら読まず、各字に1、2、3……と読む順番だけ書きます。その番号通りに読んでから意味を見る方が混乱しにくいです。

