コケの種類を見分ける方法【水槽】

水槽のコケに悩まされていませんか? 水槽のコケは面倒です。いくら対策しても、しれっと復活します。もしかするとコケの種類を見誤っているかもしれませんよ。 じゃあコケの種類はどう見分けるの?ーー そんな皆さんが「はいはい…そんな感じか…ふむふむ」と役に立つ内容を書いていきます。 さあ、見ていきましょう!

MEMO
この記事は私の水槽の写真を掲載しています。

Point

  1. コケは約6種類いる
  2. ガラス面にいる:茶ゴケ・スポットゴケ
  3. 水草などに着いている:糸状コケ・ヒゲ状コケ
  4. 底床の上にいる:藍藻
  5. 水中に浮遊している:アオコ

コケは約6種類いる

まずはコケの種類について説明します。コケの種類は次のとおり。

  1. 茶ゴケ
  2. スポットゴケ
  3. 糸状コケ
  4. ヒゲ状コケ
  5. 藍藻
  6. アオコ

それぞれの発生場所と見た目を解説しますね。

ガラス面にいる:茶ゴケ・スポットゴケ

ガラス面にいるのは、茶ゴケ・スポットゴケです。

茶ゴケ

茶ゴケは茶色ですね。名前のとおりです。次のような見た目です。

ガラス面が水垢みたいに白くなっているのが分かりますか?これですね。
水槽立ち上げの時によく発生するコケです。

スポットゴケ

スポットゴケは緑色です。ぷるぷるしたゼリーのような見た目です。私の水槽では、排水口にいますね。


このような感じです。掃除で磨いてもなかなか取れないんですよね。
ガラス面のコケがあると、水槽の水が濁ってるように見えます。

水草などに着いている:糸状コケ・ヒゲ状コケ

水草などに着いているのが、糸状コケ・ヒゲ状コケですね。

糸状コケ

糸状コケは緑色です。どんどん伸びて糸みたいになります。なかなか除去できないです。
糸状コケは緑色です。
こういう感じです。糸状コケは増えると束になります。しかも、ドロっとします。
水槽立ち上げの時によく発生するコケです。

ヒゲ状コケ

ヒゲ状コケは黒いのが主です。黒髭ゴケと恐れられています。放射状に伸びるのが特徴です。


私の水槽では、吸水口にいます。なかなか除去できなくて苦労するコケです。
というのもヤマトヌマエビが黒髭ゴケを食べないんですよ。あまり。
とくに糸状コケ・ヒゲ状コケは出したくないコケですね。

底床の上にいる:藍藻

底床の上にいるのは藍藻です。
藍藻は緑色です。アンモニアの臭いが特徴です。
底床の上に、ポツンポツンと緑色の塊で発生します。そして塊がくっついて大きく広がって行きます。
まるで、石庭に植木がポツンと置かれてる、ような感じです。

水中に浮遊している:アオコ

水中を浮遊しているのはアオコです。
水槽の水を緑色に濁らせます。いわゆるグリーンウォーターです。
アオコはコケ取り生体がいないですね。

コケの種類に関係なく、対策は一緒

このようにコケは約6種類です。
ですが発生原因は似ているので、対策はほぼ一緒です。次のとおり。

  • コケ取り生体を飼う
  • コケ掃除で取り除く
  • 水流を弱める・強める
  • バクテリアを増やす
  • 照明時間を短縮する
  • co2添加を止める
  • コケ除去剤を使う

詳しくは別記事で解説します。
水槽のコケを対策する7つのやり方
この記事では2つの対策を軽く紹介します。

コケ取り生体を飼う

コケを食べてくれる生体を飼うことで、コケを減らしましょう。
コケ取り生体・メンテナンスフィッシュと呼びます。

  • ヤマトヌマエビ
  • 石巻貝
  • オトシンクルス など

食べるコケの種類・能力は、コケ取り生体によって違いがありますね。
コケ取り生体については、別記事で解説します。
水槽のコケ取り生体、初心者におすすめ7選【貝・エビ・サカナ】
コケ取り生体が食べないコケもあります。

コケ掃除で取り除く

自分でコケを掃除して、取り除いてしまいましょう。
掃除が確実にコケを減らせる方法ですね。
コケ掃除については、別記事で解説します。

手で取ることを、テデトールといいます。

まとめ

皆さんの水槽にいるコケの種類は分かりましたか?
コケの種類が分かれば、対策も可能ですよ。
繰り返しになりますが、コケ対策の記事もご用意しています。
水槽のコケを対策する7つのやり方