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詩の基礎知識とは何か?【分かりやすく説明】

「詩の基礎知識」を分かりやすく説明していきます。

この記事を読んでいただければ、次のようになっていただけると思います。

  1. 詩の基礎知識を知っている。
  2. 詩の知識の全体像が分かる。

それでは3分ほどお付き合いください。

詩の基礎知識のポイントは?

詳しい説明に入る前に、ポイントをおさえてしまいましょう。

  1. 詩の基礎知識は「分類」と「表現技法」である。
  2. 詩は「文体・形式・内容」で分類できる。
  3. 詩の表現技法は「例える・繰り返す・入れ替える」である。

さて詳しく説明していきますね。

詩の基礎知識は「分類」と「表現技法」である。

詩の基礎知識

詩の基礎知識は大きく2つに分けられます。「分類」と「表現技法」です。

まず「分類」は、3つの観点があります。「文体」と「形式」と「内容」です。

一方で、「表現技法」は3種類あります。ざっくり表すと「例える」と「繰り返す」と「入れ替える」です。

これらが中学国語で学ぶ詩の基礎知識です。

詩は「文体・形式・内容」で分類できる。

詩は「文体」と「形式」と「内容」で分類されます。

それぞれの観点で詩を分類すると、以下の種類数になります。

  • 文体 →2種類
  • 形式 →3種類
  • 内容 →3種類

3×2×3=18種類。詩は18種類に分類されます。それぞれの種類に名前がついています。

用語で分類する

1.口語詩

話し言葉で書かれた詩

2.文語詩

(昔の)書き言葉で書かれた詩

口語詩と文語詩の違いを見分ける方法。文末で見分けるのが簡単!

形式で分類する

1.定型詩

一定のリズムで書かれた詩(行分けしている)

2.自由詩

一定のリズムで書かれていない詩(行分けしている)

3.散文詩

普通の文のように書かれた詩(行分けしていない)

定形詩と自由詩と散文詩の簡単な見分け方

内容で分類する

1.叙情詩

作者の気持ちが書かれた詩

2.叙事詩

物語や出来事など事実が書かれた詩

3.叙景詩

自然の景色が書かれた詩

叙事詩と叙情詩と叙景詩の違いとは?

「文体」「形式」による分類をまとめて、「口語自由詩」「文語定型詩」などと呼びます。

詩の表現技法は「例える・繰り返す・入れ替える」である。

詩の表現技法とは、言葉の使い方(テクニック)です。

大きく分けると、表現技法は3種類あります。

  • 何かを別のものに例える
  • 同じ言葉やリズムを繰り返す
  • 言葉の順序を入れ替える

さらに掘り下げると、主な表現技法は7種類に分けられます。

今回は、7種類の表現技法をサラッと紹介します。それでは見ていきましょう。

例える

1.直喩

「まるで」や「みたいな」などの言葉を使って例える表現技法

直喩法の意味とは?例文で分かりやすく説明します

2.隠喩

「まるで」や「みたいな」などの言葉を使わずに例える表現技法

隠喩法の意味とは?例文で分かりやすく説明します

3.擬人法

「まるで」や「みたいな」などの言葉を使わずに、人に例える表現技法

擬人法の意味とは?例文で分かりやすく説明します

繰り返す

4.反復法

同じ言葉(同じ意味の言葉)を繰り返す表現技法

反復法の意味とは?例文で分かりやすく説明します

5.対句法

同じかたちの文を繰り返す表現技法

対句法の意味とは?例文で分かりやすく説明します

入れ替える

6.体言止め

文末を名詞で止める表現技法

体言止めの意味とは?例文で分かりやすく説明します

7.倒置法

言葉の順序を入れ替える表現技法

倒置法の意味とは?例文で分かりやすく説明します

以上が、基本の表現技法です。表現技法に関する問題は、テストによく出されます。

詩の読み方とは?

最後に、詩の読み方を紹介します。

詩の主題を意識する

主題とは「作者が伝えたいこと」です。

詩は遠回しな表現が多く、主題が分かりにくいです。ですが、以下の点に注目すると、詩の主題を見つけやすくなります。

  • 詩のタイトル
  • 表現技法がある部分

詩のタイトルに注目です。作者が伝えたいことを最も短くしたもの。それがタイトルです。タイトルには、主題に繋がるヒントが隠されています。

また表現技法がある部分も注目です。多くの表現技法には、伝えたいことを強調する効果があります。つまり、表現技法を使う箇所は、主題と関係があると考えてよいでしょう。

とはいえ、自由に読めばいい

とはいえ、詩は自由に読めばいいです。

テスト対策には、これまで説明してきた内容が大事です。「分類」と「表現技法」と「主題」に関する問題は、テストでばんばん出てきます。

ですが、本来、詩の読み方は自由です。そして、詩の魅力は無限です。たとえば、次のような要素。

  • リズム
  • 音階
  • 言葉の形
  • 連の形
  • 全体の見た目

詩は読んで感じるものです。自分は好きとか、自分は嫌いとか、そういう世界。

勉強のための詩の世界から抜け出して、詩の湯船に浸かってみるのはいかがでしょうか。

さいごに

詩の基礎知識について説明しました。もう一度まとめておくと、次の通りです。

  1. 詩の基礎知識は「分類」と「表現技法」である。
  2. 詩は「文体・形式・内容」で分類できる。
  3. 詩の表現技法は「例える・繰り返す・入れ替える」である。

詩の基礎知識について分かってもらえましたか?しっくりくるまで再読いただければと思います。

参考書籍

この記事は【自由自在 中学国語(新装版)】を参考にしている。

非常に詳しく書かれており、面白い参考書でオススメ。