詩の基礎知識(最低限必要な!)【中学国語】

詩とはなにか?

中学国語で学ぶ詩の知識を、おさらいしてみましょう。

詩の「分類」と「表現技法」と「主題」の基礎知識を学べば、詩とはなにか分かります。

今回は詩の基礎知識をそれぞれ紹介します。

それでは、見ていきましょう!

詩とはなにか?

それでは詩の基礎知識を紹介していきます。詩の記事知識をマップにしてみました。

詩の基礎知識

詩の基礎知識は大きく2つに分けられます。「分類」と「表現技法」です。

まず「分類」は、3つの観点があります。「文体」と「形式」と「内容」です。

一方で、「表現技法」は3種類あります。ざっくり表すと「例える」と「繰り返す」と「入れ替える」です。

さらに細かく見ると、15個ほどの知識に分かれます。これさえ分かれば、中学国語で学ぶ詩の知識は網羅できます。

詩の分類とは?

詩は「文体」と「形式」と「内容」で分類されます。

それぞれの観点で詩を分類すると、以下の種類数になります。

  • 文体 →2種類
  • 形式 →3種類
  • 内容 →3種類

3×2×3=18種類。詩は18種類に分類されます。それぞれの種類に名前がついています。

用語で分類する

1.口語詩

話し言葉で書かれた詩

2.文語詩

(昔の)書き言葉で書かれた詩

口語詩と文語詩の違いが分からない方へ【文末で見分ける方法】

形式で分類する

1.定型詩

一定のリズムで書かれた詩(行分けしている)

2.自由詩

一定のリズムで書かれていない詩(行分けしている)

3.散文詩

普通の文のように書かれた詩(行分けしていない)

定型詩と自由詩と散文詩の違いとは?【行分けに注目!】

内容で分類する

1.叙情詩

作者の気持ちが書かれた詩

2.叙事詩

物語や出来事など事実が書かれた詩

3.叙景詩

自然の景色が書かれた詩

叙事詩と叙情詩と叙景詩の違いとは?

「文体」「形式」による分類をまとめて、「口語自由詩」「文語定型詩」などと呼びます。

詩の表現技法とは?

詩の表現技法とは、言葉の使い方(テクニック)です。

大きく分けると、表現技法は3種類あります。

  • 何かを別のものに例える
  • 同じ言葉やリズムを繰り返す
  • 言葉の順序を入れ替える

さらに掘り下げると、主な表現技法は7種類に分けられます。

今回は、7種類の表現技法をサラッと紹介します。それでは見ていきましょう。

例える

1.直喩

「まるで」や「みたいな」などの言葉を使って例える表現技法

直喩とは何か?【例文でスッと分かる】

2.隠喩

「まるで」や「みたいな」などの言葉を使わずに例える表現技法

隠喩とは何か?【例文でサッと分かる】

3.擬人法

「まるで」や「みたいな」などの言葉を使わずに、人に例える表現技法

擬人法とは何か?【例文でアッと分かる】

繰り返す

4.反復法

同じ言葉(同じ意味の言葉)を繰り返す表現技法

反復法とは何か?【例文でわかりやすく説明】

5.対句法

同じかたちの文を繰り返す表現技法

直喩と隠喩の違いとは?【サラッと分かる】

入れ替える

6.体言止め

文末を名詞で止める表現技法

体言止めとは何か?【例文でアッと分かる】

7.倒置法

言葉の順序を入れ替える表現技法

直喩と隠喩の違いとは?【サラッと分かる】

以上が、基本の表現技法です。表現技法に関する問題は、テストによく出されます。

詩の読み方とは?

最後に、詩の読み方を紹介します。

詩の主題を意識する

主題とは「作者が伝えたいこと」です。

詩は遠回しな表現が多く、主題が分かりにくいです。ですが、以下の点に注目すると、詩の主題を見つけやすくなります。

  • 詩のタイトル
  • 表現技法がある部分

詩のタイトルに注目です。作者が伝えたいことを最も短くしたもの。それがタイトルです。タイトルには、主題に繋がるヒントが隠されています。

また表現技法がある部分も注目です。多くの表現技法には、伝えたいことを強調する効果があります。つまり、表現技法を使う箇所は、主題と関係があると考えてよいでしょう。

とはいえ、自由に読めばいい

とはいえ、詩は自由に読めばいいです。

テスト対策には、これまで説明してきた内容が大事です。「分類」と「表現技法」と「主題」に関する問題は、テストでばんばん出てきます。

ですが、本来、詩の読み方は自由です。そして、詩の魅力は無限です。たとえば、次のような要素。

  • リズム
  • 音階
  • 言葉の形
  • 連の形
  • 全体の見た目

詩は読んで感じるものです。自分は好きとか、自分は嫌いとか、そういう世界。

勉強のための詩の世界から抜け出して、詩の湯船に浸かってみるのはいかがでしょうか。

まとめ

今回は、詩の基礎知識を紹介しました。「分類」と「表現技法」と「主題」がポイントです。

すべて中学国語で学ぶ内容のみを掲載しました。本来、詩の味わい方は自由です。色んな詩を読んで、詩情を感じてみましょう。