金子みすゞに学ぶ「詩を作るための3つのコツ」

詩を作れという宿題が出たあなたにピッタリの、詩を作る3つのコツをお教えいたしましょう!

童謡詩人・金子みすゞ

「こだまでしょうか」「私と小鳥と鈴と」など、誰もが聞いたことのある詩をつくった昭和の詩人です。作品はテレビのCMにも採用されています

電子書籍で「金子みすゞ名詩集」を購入し、金子みすゞの詩を読んで、詩を作るコツを探ってみました。

子みすゞ名詩集

結論!3つのコツはこれ

まずは結論から言いますと、金子みすゞから学んだ「詩を作るコツ」は3つあります

  1. 物を擬人化する
  2. かんたんな言葉を使う
  3. 子供の視点で書く

物を擬人化する

私がからだをゆすっても、
きれいな音はでないけど、
あの鳴る鈴は私のように、
たくさんな唄は知らないよ。

 

by「私と小鳥と鈴と」作:金子みすゞ

1つ目の詩を作るコツは物を擬人化するということです。

たとえば「私と小鳥と鈴と」で、鈴はたくさんの唄を知らないとあります。鈴は振って鳴らす物。鈴が唄を覚えるということはありえません

この詩の中で「鈴」は物としての鈴ではありません。私にできることが出来ない人(私にできないことが出来る人)の喩えです

また日本には「物に命が宿る」という日本人独特の考え方があります。物を擬人化することは、親近感のある素直な表現で使いやすいというわけです

かんたんな言葉を使う

二つ目の詩を作るコツはかんたんな言葉を使うということです。

かんたんな言葉というのは、小学生に読んで聞かせても理解できるレベルの言葉です

金子みすゞの多くの詩は、難しい言葉を使われていません。感情、出来事や会話をシンプルに表現したいという気持ちが伝わってきます

子供の視点で書く

巨(おお)きな、犬の吠えるのは、
大きらひだけど、
小さい目白(めじろ)のなく聲は、
犬好きなのよ。
わたしの泣くこゑ、
どつちに似てるだろ。

 

by「 犬とめじろ 」作:金子みすゞ

三つ目の詩を作るコツは子供の視点で書くということです。

「犬とめじろ」に犬とめじろの鳴き声のどちらが私の泣き声に似ているだろうかとあります。この作品は子供の頃の私の思いを詩にしたのではないかと思います

子供の頃に感じた疑問は理屈がなく不思議な空気感があります。そのまま詩にすると心に響く作品に仕上がりやすいのかもしれません

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