木は、生命・豊穣・成長・生・死・不死・再生・避難所などのシンボルです。自然や植物のジャンルに分類されます。日本では、気の利かない人という意味を持ち、ネガティブな意味でも使われます。
ひらがな | き |
カタカナ | キ |
漢字 | 木・樹 |
英語 | tree・wood |
ジャンル | 自然・植物 |
キーワード | 生命・豊穣・成長・生・死・不死・再生・避難所 |
目次
言葉の意味・類語

言葉の意味
- 地上部の茎が木質化している多年生の植物。
- 年月を経て、節が多くなった木の根や幹。
- 材木。
- 気のきかないこと。また、そのさまや、そのような人。
- うわべを飾らない。木訥(ぼくとつ)。
類語
- 樹
- 樹木
- 成木
- ツリー
- ウッド
シンボルとしての意味

生命
一般的な木のシンボルというときの「木」は、「生命の木」を指すことがあります。
生命の木は、冥界・地上界・天界の3つの世界を結びつける木です。根は冥界、幹は大地、葉は天に所属します。
知恵の木とともに宇宙樹(世界樹)となります。
豊穣
木は果実をつける事があるため、豊穣を象徴します。
成長
木は天にむかって大きく成長します。
不死
常緑樹は、年中、葉がついています。そのため「死に対する勝利」や「永遠の精神」を象徴します。
再生
落葉樹は、ある季節になると葉を落とします。やがて再び葉をつける季節がやってきます。この周期性により、落葉樹は「絶え間ない再生」を象徴します。
避難所
原始時代に人間は木に住んでいました。そのため、木は避難所を象徴します。
シンボルの使い方
シンボルの実例
関連するページ
宇宙樹
世界樹ともいいます。
参考にした資料
本
- イメージ・シンボル事典 | アト・ド・フリース
- サイン・シンボル事典 | ミランダ ブルース‐ミットフォード
サイト
- weblio国語辞典(デジタル大辞泉|小学館)